我々の焙煎についてのアプローチは

 
嗜好品としての、風味や味わい
 
 
 
ではなく。
 
 
 
左 O CHER(オーカー)   右 (コーヒー)
 
 
【基礎知識】でも書きましたが
コーヒーはもともと果実の種である。
※全ての品種が果実的なものではない。
 
なぜ?  黒く、苦いのか?
 
我々の原点であり、動機です。
 
 
コーヒー生豆 での(焙煎前
 
 
 三大成分
 
・クロロゲン酸類  9種 (ポリフェノール)
強い抗酸化作用による活性酸素発生源除去
血管内皮機能 改善示唆
CTP-1活性によってミトコンドリアへの脂肪酸を促すサイクルが活発になることにより、体脂肪や体重を低減示唆
メラニンの生成を抑制することによるシミ、シワ予防  
 
・カフェイン  
交感神経系に直接刺激作用による覚醒作用
集中力UP 
アデノシン受容体に結合し、眠気を一時的に遅らせる
血管拡張によるシナジー効果
イメージとしては、
カフェインで血管、血流が良くなり、クロロゲン酸類でミトコンドリアが活性化され栄養素や、脂肪酸を運びやすくしてくれる。
 
 
・トリゴネリン
コーヒー由来成分で
神経系に作用する成分であり、特に脳神経を活性化する効果。
認知症の改善効果、及びその予防が期待できる可能性があり、また、トリゴネリンは脳神経細胞を成長させる作用を持っているようです。
 
 
他の素材に比べると 
多様性のある成分が豊富に含まれています。
 
 
しかし
一般的な黒く、苦いコーヒーでは
ほとんど、失われているんです。
 
皆さま
お肉や、お魚、魚など焦がして食べますか?
 

 

 

 

あとは、焦がすという変化が起きることにより
 
焙煎→焦げによる悪質成分発生老化物質
(HHQ、AGEs 、アクリルアミド、メチルグリオキサール)などなど
細かくは、後に書きます。
 
 
人間にとって、健康上悪影響が及ぼすのは
明確です。
 
 
 
だからこそ、我々は
 
いかに、コーヒー豆本来が持つ  
三大主成分を最大限に失わず
 
ありのままの有効成分で、
 
コーヒーを、
嗜好品から健康飲料へ
 
 
そんな開発テーマを元に
コーヒー生豆を焙煎という加工プロセスにて
どのような変化が起きているのかを
日々、第三者機関などと研究している訳です。
 
ここまで読むと。
 
焙煎しないで、そのまま飲めば?
 
と思った方もいるはずです。
 
やってみました。
 
飲めたものではありませんでした。
他にも【基礎知識】 精製について書きました、
 
精製方法の違う豆を色々試飲しましたが
味わいが上手く表現出来ず。
※所長や複数人試飲者の意見引用。
 
 
他にも、生豆には細菌なども有するので
体内への影響を考慮して。
 
 
したがって
独自の焙煎によって、コーヒー豆が持つ
個性も引き出せるようにしています。
 
 
次回 
 
O CHER について