ハウンド(猟犬)グループ | カルップの☆peekaboo☆

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犬達と共に・・・




環境省 野生鳥獣の保護管理より一部抜粋

猟期; 北海道では10月1日から翌年1月31日(猟区内では毎年9月15日から翌年2月末日)まで、それ以外の都府県では11月15日から2月15日(猟区内では毎年10月15日から翌年3月15日、一部の県の一部の鳥獣につき猟区外では毎年11月1日から翌年1月31日)までに短縮されている。




特に大型犬のハウンドグループの犬達は、
故意に産ませない限り増えることがない犬達です

では 飼い主達は何のために産ませるのでしょうか...

ここ岡山でも不名誉ながら毎年ベスト5以内に保護される数の猟犬たち
各保健所、特にセンターなどは保護した猟犬達で溢れかえり

いえ まだまだ溢れていますと言ったほうが賢明かもしれません

年々増加しているような気がします

中でも全く猟をしそうにない子 若い子も目立ち
年老いた子に至っては ガリガリに痩せ身体中傷だらけ 一部を損傷した子など
画像から そして実際に見たときは天を仰ぎたくなる衝動に駆られます

どうすればいいんだろう...いつも歯がゆい思い



実際に猟をする子達は 山に放たれ時には山を越え懸命に獲物を追いかけます
迷子になっても探す範囲が広すぎて探し出せない場合も多いのが現実
 
都道府県に狩猟者登録し、狩猟ができる区域・期間・猟法などを
法令で定められた制限というのであれば
なぜ 猟犬にはマイクロチップを装着遵守という一文が加えられないのだろうか

狩猟時はGPS機能付き首輪装着
どうしてこんな簡単なことさえも出来ないのだろうか...

悔しい...死なせたくない...と願っても
どうにもならない数の犬達

イングリッシュセッター、ポインター、プロットハウンド
ブラッドハウンド... なぜこんなに多いのだろう...

助けられる犬達は全国でもひとにぎり
そして助けられる人たちも全国でひとにぎり。

この大きな子達の瞳をを再度輝かそうと
今も全国で僅かな数のボランティアさん達ががんばってくださっています

仕事を持ちながらも 新しい家族のもとに幸せに送り出せるようにと
懸命に矯正するためにボランティアでがんばってくださっています



元飼い主さんへ

この子達がいたから猟を楽しめたのではないですか

迎えた頃は可愛がってくれたのではないですか

成長過程で喜んでくれたのではないですか

自慢の犬ではなかったのですか

この子達は物ではありません 悲しみも痛みも感じます

もし探してくれたのなら どうして最後まで探してくれなかったのですか

捨てたのならどうして新しい飼い主さんを探す努力をしてくれなかったのですか

どの子も何のために生まれてきたのでしょうか

罪もないこの子達が なぜ最後まで苦しまなければならないのでしょうか...

いくら辛くても痛くても苦しくても

言葉を持たないこの子達は 最後の最後まで人を信じて

ただただ尻尾を振ってくれるのですよ