この前、私のゼミの上級生である大学院生が、4年生に骨格の常識テストを出しました。
骨格の名前を書かせるものでしたが、このテストの最中みんなのうるさかったこと!
あ~「カタって漢字忘れた!」とか、
「腓骨って腕の方だっけ、足だっけ?」とか。
先生としての私はそんな初歩的問題ができないみんなの遠吠えを聞いてびっくり!
「ええ~~・・・みんな、3年生に戻しちゃうぞっ!」
それを聞いてもゼミ生達は顔を見合わせてニコニコ。
普段、ワープロで書いているから忘れたとか、言っている学生もいたが、若者らしくない言い訳だな~。
それ位はさ、若いんだから覚えていようよ!だって3年生の環境考古学の試験では暗記させた筈だぞ!
また、最近、気になるのはゼミ生がゼミの時間以外にはあまり勉強しない様子。たぶん就職活動もそんな調子なんじゃないかな~・・・、と思ってしまう。
かといって、先生も忙しいから、ず~っとは学生についていられない。目を配っていない時には自分達のやりたいことをやっている。でも、必ずしもそれが年長者からみると、「今やらなきゃいけないこと」には見えない・・・。昔私らもこうだったのかな・・・・。そうそう私たちはいきなり卒論を書く段階までにパソコンを購入していたこともあり、「おまえら新人類だな」と言われたな・・・。今の学生は入学時には親が用意してくれることが多い。そうそう、親は私と同じ新人類世代だもんね。
ゆとり世代って、時間を忘れて熱心に自分の考えることに取り組む生きる力を身につけるために、余裕のある教育・総合的学習を受けて来た世代だと思う。それを揶揄するつもりはない。政治が、社会が求めてできた制度だった筈だから・・・ね(そうじゃないっていう人も多いでしょうが、受験戦争が深刻だった時代と比べると、良いか悪いかはが、卒論や就職活動でこそ、その力や余裕を活かさないとね!
以前は、このブログも見ていてくれたゼミ生が多かったが、今年からは大学院生を含め、ほぼ誰も見ているフシはない。なかなか、それはそれで面白いので、あせらず、書き込みを続けよう。
彼らに読んで欲しいということを書いてはいる。そして、書いていることも告げている。地道に約1名程のゼミ生の読者はいる。彼女もゼミ生に「読んだら良いよ!」と、告げてくれている。でも、読まない。
面倒くさいのかな?何なのかな?
まあ、年寄りの先生なんていうのは煙たいもんだ。そんなもんだ。そんなゼミの雰囲気があっても良い。
本日、お昼の番組で「アルファベットが言えない~」と、のたもうたアイドルの方が居た。本人が言うには、自分の名前のローマ字も書けないとのこと、すごいな・・・。大学入学試験も良いが、そろそろ高校卒業試験と大学卒業試験を文部科学省がやらないといけない事態が生じているね。あるいは文部科学省じゃなくて別機関がやるのが良いのかな?
さて、生態のことね。
1ヶ月前に学生に自分の専門とする各動物の生態を発表してもらいました。
そのときに、当然卒論に関係した内容を書いて欲しいと思って、そんな一言もつけて課題にしたんだけど。みんな自由な内容を書いてきました。そしてwiki丸写しみたいなものも。
自分がやる手法に重なる様に、そこから明らかにできる部分での生態についての情報を集めないと、「ただ、写しました~」ってなことになりかねない状況。
まあ、でも調べたこと自体が悪いのではない。悪いのは自分の研究予定とその調べた内容のミスマッチ。
それに気がついてもらうのには、結構深い思考が必要。
この文章をじっくり読んで考えて欲しいな。
これは、話してすぐ分かる内容ではなくて、自分で咀嚼して、消化して、理解できる内容。
だからね。一人でこの文章をじっくり読んでみてね!
例えば、クロダイ属の漁労法について検討するならば、属に当てはまる種のバリエーションとその生息地、各地にみられる群の様相、季節的な移動の様式(勿論群ごとの様相)について、図鑑だけではなく、水産学の図書や雑誌類も渉猟して、データ収集し、発表して欲しいもの。図鑑には多くのことが出ていると学生さんは思ってしまうかもしれませんが、そんなことはありません。
日本のイヌワシは学名でAquila chrysaetos japonicaとなるように日本固有亜種として分類されているので、クロダイの例と同じでまず分類の情報が重要。東アジアに異なった種があるから、その比較は一言欲しいよね。また、各地で報告がだされているが、地理的隔離も多くみられるのでそれについてもかいつまんでまとめておくことが良いですね。
それらを実行するには、パワーポイントが便利。最近はスライドショーを行うだけのソフトとみられがちだが、本来はシンキングメモを製作するために威力が発揮できるもの。是非、自分なりのデータをまとめて、書き込んでいこう。そのために、ゼミ生には全員officeでも、プロフェッショナルという値段の高いソフトを各コンピュータ(ノートパソコンとデスクトップパソコンの両方)にインストールできる様にしています。
あとね。みんなデスクトップのPCにofficeを入れましたか?沈黙している方々がいるようですが、そのまんま黙っていたら、放っておきますからね~。世の中、甘くないよ~!