バッドランズ国立公園です。

旅行記を書いています。

 

行った日は2020年1月11日。

天気は晴時々曇り。気温摂氏−5度くらい。

 

ここは漸新世(3400万年〜2500万年前)の化石がいくつも見つかっており

それを守る為に1978年国立公園になりました。

 

 

スーフォールズの町 からスタートしたので

東の入り口から入ります。

 

公園はノースとサウスに分かれており

車で中を見学できるのはノース側。

サウスは公園周りを外から見る形になります。

 

お勧めはノース。時間があればサウスへ行くのが良いでしょう。

今回私が訪れたのはノースのみで、最後西の端へ出て44でラピッドシティまで行きました。

 

冬の間、料金所は閉まっています。

その場合ビジターセンターでパスを見せるか入場料を払いましょう。

地図はビジターセンターで頂けます。

 

 

バッドランズの中は広い。

東から西へ走ります。(逆でもOK)

 

東は標高が高く、そびえ立つ山の絶景を見ながら降りていく。

 

ワンコも窓からの景色と匂いを楽しんでいました。

夏とは全く違った雪景色。

 

そして、冬の良い所は

人が全くいない事。

広大な国立公園を独り占めできる。

 

この日、バッドランズですれ違った車は2〜3台のみでした。

国立公園内でのスピード違反には気をつけましょう。

 

いるのは人ではなく動物だけ。

 

LAでは見ない鳥。

 

トレイルは幾つかありますが

冬は車でビューポイントを回ると十分でしょう。

 

そして青空も出てきます。

 

カリフォルニアのデスバレーに似た景色。

 

50万年かけて

水と風の浸食でできた奇妙な形。

 

そそり立つ山がとても印象的なバッドランズ。

 

実物がどれだけスケールが大きいか

写真だと伝わらないのが残念です。

 

可愛いショットでしょう?

 

先には物凄い数がいました。笑

ラッキー見えてるのかな。

 

Yellow Mounds

この辺りは黄色の岩の層が沢山見れました。

 

雪とバッドランズと青空。

風もなく本当に恵まれたお天気です。

これ以上ない素晴らしい日に訪れる事が出来たと思います。ラッキーでした。

 

寒かったですけどね。

 

アメリカバイソンが遠くに見えました。

 

夕陽があたってピンク色に。

冬のバッドランズはとても美しい。

初夏は緑豊富でワイルドフラワーが見れるそうです。

 

 

西の端までドライブし、出口を出ました。

西はダート道です。

 

国立公園を出た所で

鹿の群れと遭遇。

 

びっくり。

あっちもびっくりみたいな。

 

車をとめて見ていたら

逃げていきました。

 

この丸めた干し草の影に隠れているみたいです。

 

 

 

 

そして別の場所では

1匹だけ私達を見て走り出した大きな鹿がいました。

 

車の進行方向と同じ方向へ走る鹿。

 

 

すると、その先に

沢山の子供がいたのです。

右端のお父さんは敵を見張っていて

 

私達が来たので子供達を避難させようとしていました。

 

お父さん鹿に促されて

逃げる子供達。

 

動物の世界もお父さんが外で敵を見張り

お母さんがそばで子供を守っているのです。

 

子供を守るという思いは本能なんですね。

 

 

そんなBadlands National Park

 

サウスダコタはいい。本当にいい。

そして柴犬と行く今回の国立公園、

一緒にドライブして一緒に野生の動物を見て

素晴らしい思い出が出来ました。

 

自然はやっぱり良いですね。

国立公園ってやっぱり良いです。