お気に入りのケーキ屋さんです
NYではすっかりおなじみ。
2000年代に話題になり
次々に店舗が増え
全米＋アジアに展開し
大成功を収めています。
このお店の創業者は
ハワイ出身日系人のKen Romaniszynさん。
さすが日系だと関心して終わるところですが
このお店のもう一つのストーリーがあります。
最初にこのケーキを始めたのは
WADA "EMY" KAZUKOさん
1978年東京にあった「Paper Moon」というカフェでした。
そしてNYに進出すべく
パテシィエSasaki Seiichi氏と
アッパーイーストサイドにカフェを2001年にOPEN予定という記事が
NY Timesに当時出ていました。が...
その後、現オーナーである
ロマニシン家族の息子であるKen Romaniszynが
「LADY M」を引き継いだという話。
この人はハーバードビジネススクール出身です。
ロマニシン家族は
ホノルル、シンガポールなどに拠点をおく
「ワサビビストロ」のオーナー。
LADY Mは公式サイトにも
このミルクレープは日本発であるという過去の話は載せていません。
たいていルーツを載せるのですが。
歴史がある方が店の貫禄にもなります。
実は、ケーキを始めたEMYさんの夫は有名な音楽プロデューサーで
名前等詳しくは省きますが
（ググると色々ダークな話が出てきます）
夫婦で羽振りがよくなった時代に
お金や借金、投資会社とのトラブルなどもあり
投資してもらったお金を使い込んだとかそういうのです
結果10年ほど前に夫婦で破産しています。
このミルクレープ元祖であった
ペーパームーンも閉店。（今は知りません）
このお店の発祥の事は隠しておきたい事なのかもしれません。
ここで書いちゃってますけど。
日本語だからいいか。
お金が儲かったからといって
派手な生活をし続けると良くないです。
前にも書きましたが
ちょい金持ちになると
これだけ稼いでいるんだから
自分にあう高級車を買ってもいいだろう
自分にあうのはブランド物だ
ドンペリくらい飲んでもいいだろうなどと思いがちです。
一通り、金持ちがしている事をやってみたくなる。
物を作る才能があっても
ビジネスやお金の事は専門家に任せた方がいいのでしょう。
その専門家に騙される事も多いですが。
LADY Mはその後もしっかり経営され、残っているので
よかったんじゃないかと思います。
アジアはシンガポールと中国に進出。
日本にない理由も
なんとなくわかる気がします。そういう契約をしたのかな。
ロサンゼルスにやってきたのは2013年。
南カリフォルニアには３店舗。
アメリカはNY、シカゴ、ボストン、LAにあります。
（追加ハワイにも出来たそう）
この写真はずいぶん前のもので
あまりに美しくないので
次行った時に綺麗に撮ろうと思いつつ
なかなか行かないので（高いから。）
出します。
もっとおしゃれに切って
美しい皿に載せんかい。ですね・・・
生地の繊細さと美しさ
まあケーキというより
スペシャルな別物という感じ。
今やアメリカ何でも高いので
最近普通の料金に思えてきています。
９インチで90ドルよ。
LADY M
Los Angeles Boutique
8718 West 3rd Street
Los Angeles, CA 90048
Irvine Boutique
2967 Michelson Drive Suite B
Irvine, CA 92612
Arcadia Boutique
Westfield Santa Anita
400 S Baldwin Ave
Upper Level (next to Din Tai Fung)
Arcadia, CA 91007
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