久しぶりにIKEAへ行きました。
IKEAは安くデザインもシンプルで
アメリカ来た90年代当時はよく行き
綺麗に飾ってあるモデルルームやキッチンなんかを見て
いいなーと憧れたものでした。
そして今回。久しぶりにIKEAのミートボールを食べ
昔は美味しく感じてたのに、こんな味だったっけと話し
舌がこえちゃったかなーなんて笑い
・・・相変わらずここの粉を溶かして出来たグレービーは好きだけど
娘が小さい頃、ストローラーに乗せてよく子供用品見に来たなとか
思い出したり。
うろうろして最後
ランプコーナー。
ここに昔ランプを買いに来た事を思い出しました。
何年前だったか
ナイトスタンドにもなる小さなランプを買おうと。
そして19ドルか29ドルか忘れたけど
悩んで悩んで
崖から飛び降りるくらいの決心の元。大げさだけど
買った小さなライト。
何で悩んだかというと
金がなかったから。
悩んで悩んで買ったからとても気に入っていた。
飾って見てるだけでも嬉しかった。
なのにそれは引っ越す時
荷物として持ってこなかった。
とても大切にしていたのに。
なぜかというと
貧乏時代を思い出したくなかったからです。
でもこのIKEAのライトコーナーに来ると
毎回あのライトの事を思い出してしまう。
なんかしんみりして
夫が隣にいたので
その話を何気に独り言のように
夫に話した。
なんでかわからないけどポロポロ涙が出てきた。
夫は「誰でもそういう時代はあるよ」と。
私は当時の貧乏時代が結構好きでした。
毎日がギリギリ
おにぎり１個とリンゴ１個カバンに入れて
走り回ってる生活がすきだった。
若いと怖いものは何もない。
不安もない。
金がなくてもグリーンカードがなくても
あったのは自信だけ。
英語もまともにできやしないのに
何故か自信に満ちあふれていた。
なのになんでライトを思い出して涙が出たんだろうか。
あのライトを置いてきてしまったからかな。
わかんないけど。
IKEAで泣いた。
夫がアイスクリームを買ってくれました。
IKEAに来ると色々な事を思い出します。
昔を思い出す。
貧乏で自信に満ち溢れ
何でも出来ると信じていたころを。
時間は永遠にあると思い、はちきれる若さを持っていた頃を。
１ドルのアイスクリームはとても美味しかったです。
IKEAってなんかすきだな。
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