Top 14 1週目+2週目 | マダムとムッシュの「フランスラグビー千夜一夜」

マダムとムッシュの「フランスラグビー千夜一夜」

南西(Sud-ouest)フランスを愛し、フランスラグビーを愛し、シャンソンを愛し、そして何よりもトゥールーズを愛するマダムとムッシュの心あたたまるブログ。

まだまだ残暑の厳しい日本ですが、フランスはもう秋真っ盛り。Top14 も二週間が経過しました。

 

●一週目(Journée 1)

順当にホームチームが勝利しました。トウールーズは、昇格し「初のブルターニュでのTop14試合」となったヴァンヌでの試合。斉藤は60分過ぎから、交代出場し、2トライをサポートし、ボーナスポイント付の勝利。モラ監督からも祝福される活躍でした。一方、モンペリエは初登場のスコットランド・ホッグのトライもあり、前半リードしながら、後半はディフェンスが乱れてホームにて逆転負けです。

 

カストルはイングランド・ファレルが先発出場したラシン92相手に苦しみながらも、スプリングへのカメルーン出身・アムバディアンのスーパータックルに加え、ノーサイド寸前の逆転トライで辛勝です。ラシン92といえば、南ア・コリシは噂通り契約終了で1年足らずでパリを離れますが、相変わらずのバタバタぶりですね。

 

●二週目(Journée 2)

こちらもほぼ順当にホームチームが勝利しました。、ペルピニャンはモンペリエ戦を収容人数の多い隣町ベジエに移してのゲームでしたが、オヨナから移籍したスタンドオフ・アルゼンチン・ミオッティのキックが冴え、まさかの敗戦。さすがに意地を見せましたね。

 

トウールーズは、強豪・ラロシェルを迎えた地元開幕戦でした。トマの2トライで苦しみましたが、最後は逆転勝ち。ウィルスの攻守にわたる奮闘が光りました。この日も斉藤が60分過ぎから交代。無難にプレーをこなし、観戦していたデュポンともがっちり握手。当分は「先発・グラウ、リザーブ・斉藤」が確立しそうです。

 

パリの2チームは初勝利、スタッドフランセは、終盤乱打戦となりましたが、最後はカストル相手に辛勝。元オールブラックス・ウェバーがスクラムハーフとして核となりました。ラシン92は、パリ・オリンピックの片づけのために、ホームグラウンドを離れて近郊のクレテイユでのクレルモン戦。フィクー、ルガレック等フランス代表のトライも挙げて快勝です。なお、ファレルは危険なタックルで早速Top14で初イエローカードを取られましたね。

 

ということで、現状順位は下記の通り。