11年前取材相手からのセクハラがきっかけでPTSDになり、放送局の記者を辞めました。

セクハラの話をすると、男女で反応に少し差があったように、思います。特徴的な例をあげると…

例えば、男性。
①「俺が守る!」と言う人。
 頼もしいのですが、恋愛関係にならなければあっさり身を翻します。
②大胆に攻撃する人。
 「俺の部下には胸を揉ませてでもネタを取ってこいと教えている」と言った某新聞社デスク、「君が誘ったんだろう」とわざわざ電話をかけてきてくれた署長がこの例です。
③自分には理解できないからとすぐに遠慮する人。
 男性の自分には到底理解できないと、見えないシャッターをすぐに降ろされる、ということもありました。

次に、女性の特徴的な例。
①我が事として考える人。
 自分の経験とリンクさせながら相談にのってくれます。でも、あまりに感情移入してしまうと逆に相談に乗ることもあります。
②比較する人。
 羨ましい、自分の方がもっと辛い、という反応をするタイプ。「そんなことでダウンするの?私なんて…」と、気づいたら相手の話にすり替わっていることや、「私なら、特別扱いされてると感じて嬉しいけどね」と言っていた方もいました。
③仲間に入りたい人。
 特に報道しているときは、「私が力になる!」と何度も連絡をくれますが、世間の風化よりも早く、フェードアウトしていきます。当事者の一部に、なりたかったのかな、とも感じます。

どの反応がよかった、悪かった、という議論をしたいわけではありません。私のその時の体調や状況で、助けられもし、傷つきもしました。

セクハラについて、見方はこれだけ違います。みなさんは、どのように感じ、もし身近な人がセクハラに遭っていたら、どのように反応するでしょうか。上記の特徴的な例も参考に、考えていただければ嬉しいです。