テーブルの端に一冊のきれいな本が置いてあった

 

本の表紙を見て懐かしいと思い出す

 

ああ、そうか

 

私が自分のために買った本だ

 

 

本の話しをするとこれからつまらない話しが始まるんじゃないかという表情をされることも多いし

“もしかしたら実際につまらない話しかもしれない”

自由な表現が許されるこの世の中なら私は思ったことや感じたことをこのブログに書いていきたいと思う

 

 

周りの友達や職場の人に本を読むか聞くとみんな答え合わせしたかのように全く同じ答えが返ってくる

 

「(私は、僕は)本を読みません」

 

私自身も子供時代から本が嫌いで読みたいと思うことがあまりなかったし大人になった現在も普段から本はあまり読まない

 

本の何がいいのか?本の何が好きなのか?と聞かれたら

 

大好きな映画のワンシーンで話していた「本の匂いが好き」と言うしかなかなさそう

 

ただ一口に本と言ってもアメリカの経済学者が書いた難しい金融の本からファッション雑誌や絵本などさまざまなものがる

 

本は(読まないことが多いけれど)好きなのは確か

 

 

自分のために買ったこの絵本もそう

 

落ち着いた深いブルーで夜を、やわらかな白で星と雲と澄んだ空気を表現して

 

真ん中にやさしい黄色で三日月が描かれその月に一匹の不思議な猫が乗っている

 

猫の名は“ブルーキャット”

 

彼が絵本から呼びかけてくれる

 

書いてある内容は子どもにはむずかしいかもしれないし、逆に子どもの方が理解して私たち大人に答えをだしてくれるかもしれない

大人には難しすぎるかもしれない

 

“この絵本の著者は「生命」と「平和」をテーマに人間のさまざな思いを書いているから”

 

日常や嫌な問題からは本を読んでいるときは離れ子どもの頃に戻ったように頭の中を真っ白にし読みたい

 

 

私はこの一冊にこめられた絵本作家さんの文章もやさしい色使いやきれいな絵も絵本に込められた思いもすべて大好き

 

10年近く前に買ったこの本は当時の私の気持ちも一緒にしまっていたようだ

 

一回読んでそれっきりしまっていた本

 

不意に私の前に現れた本にはきっと素敵な意味がある気がするの

 

10年前とは違う“過去”と“現在”から違う視点で書いてみたいと思う

 

当時の私は絶望の崖っぷちに立たされた状態だった

 

大手通信会社に就職してみたはいいけれど

一緒に仕事していた50代のおじさんから月契約で専属の娼婦にならないかとセクハラとパワハラを受け

困り果てた末に祈りに行ってみた協会で私は実際に触られるセクハラをうける踏んだり蹴ったりな状況で

そのあとすぐに東日本大震災が発生し大学も退学せざるを得なくなり

大切な友達とも離れ、震災以降は経済的にも厳しく電気が止まることも日常的になった

転職もし自分の努力次第で立て直せるはずだと信じ前に進み始めた時に

私の持病が発覚し、ドクターストップ仕事も辞めなくてはならくなり

困り果ててようやく父親に相談したら「貧乏も電気が止まるのも経験のうちだから頑張りなさい」という言葉が返ってきた

持病はどんどん悪化し医者から突然死の危険性すら説明される事態となり

ながい、とても長すぎるベットの上での療養生活が始まった

 

ざっと書いてみただけでも私の自虐ネタはたくさんあり尽きそうにない

 

上記に書いたような事が一度に私自身に降りかかてきた当時

 

手に取った一冊の絵本

 

現在もたまにベッドの上で一日過ごすこともあるけれど以前よりも元気になって経済的にも少しづつ良くなってきたかな

友達とは離れ離れになってしまったけれど出会いもあれば別れもあると誰かが言った通り新しくできた親友や学生時代からの親友がいてくれる

友達にも家族、たくさんの方々に感謝

大切な彼と出会えたことがなにより嬉しくて

今があるきっかけのひとつがこの絵本に出会えたことなのは事実

 

その本をしまっていてさらに忘れていた私は薄情な人間なのかもしれないw

 

思い出させてくれた本に感謝w

 

 

 

最後に絵本の抜粋でブルーキャットからのメッセージ

 

 

 

みんなと 同じように

しなくても いいんだよ。

 

みんなが 思っている ように思い、

みんなが やっている ようにやるなんて、

つまらないでしょう?

 

きみは、

きみらしく!

 

もっと自由に 生きれば、

いいんだよ!

 

 

4月は新しい出会いの季節

新社会人や進学等によって私たちはさまざまな経験を積む時期でもある

 

3月下旬

私は自分の状況とシュケジュールを確認するためカレンダーや自分の手帳それからスマホで4月のカレンダーを開きなんどもなんども頭の中で予定をくりかえしていた。

 

まだ会ったことがない彼氏に逢いに行くために

 

もしかしたらネットで出会っても先に会わないと付き合うとかありえないんじゃないか?という人も数多くいると思う

 

十人十色という言葉がある通りきっかけは人それぞれだと思うし

私たちの考えで言うならば大切なのは心で通じ合っているかということだから見た目や顔は対して問題じゃない

 

とは言うものの実際の私はなかなか信じきれない部分が多々あってそれが私の中で歯止めになっている状態

 

しかも厄介なことに自分のコンプレックスを自分で解決していかないと先に進めない

 

彼を信じきれない訳ではなくて

 

自分が信じきれない

 

彼との会話ではいつも

「会いたいね」

「早く会いたいよ」

という会話が数多くいや毎日話していたように思う

 

私自身も彼に

「会いたい」

という気持ちは強くある

ただその気持ちと同じくらい自分自身のコンプレックスをどう克服していけばいいのか分からなくなっていた

 

彼には何回も私のコンプレックスを打ち明けていたし彼自身も

「見た目で好きになったわけじゃない」

「気にしなくて大丈夫」

他たくさんの事を話してくれたしそのことに対して彼が本心で言ってくれているのも理解している

 

私の場合コンプレックスに対して自信がないというのに付け加えさらに恐怖さえも感じている本当に厄介な問題だと自分でもわかっていた

 

結論から言うと

 

「頭で考えることを止めれた」

 

どんなに自分の頭で考えても結論は見いだせず

結局は彼に気持ちを伝え

一緒に話し合って

たくさん話し合って

彼が言った一言で解決してしまった

 

「どうせくだらないことで考えすぎてるんだよ」

 

とても不思議なのは

普通の人が同じことを言ってきたらそれは解決につながらないし

屈辱的な発言なのかもしれない

彼から納得のいく説明の下にこの発言があったものの内容は私のコンプレックスに触れるので省略

 

 

私の考え込んでしまう癖も知られているし

私のコンプレックスさえも知っている

ビデオ通話もしたし

 

もう何も怖くない

 

思い立ったら即行動の私

 

東京行きのチケット購入

 

購入完了

 

 

 

 

3月下旬の仙台は

 

日中の温かさと夜の気温差に慣れなくてはいけない環境にある

 

東京の日中の気温と1度しか変わらないからと言って消して油断はできない

 

3月にもなって雪が舞い散ることも珍しくないのであるから

 

 

駅のホームに淡い色のピンクに紫の袴姿の女性達が目立つ

 

もうそんな季節なのかと思わざるを得ない

 

もうすぐ午前様になるぎりぎりのところで私は終電に乗り今日の出来事を深く考えていた

私の最寄り駅は仙台駅からわずか2駅のところにある

大きな都市に住んでいる人がこのブログを見たら誰しも思うことかもしれない

2駅くらいなら歩いたらすぐじゃない?

そういう疑問があるかもしれないから先に答えると

東北地方の駅は駅と駅の距離が歩けるものではないくらい遠い

私の最寄り駅は仙台駅から徒歩だと2時間くらいかかってしまう

 

11時前のちょうどいい時間帯の電車もなく

少し早めに居酒屋を出ることになったため30分ほど集電が出発するまで暖かい車内で座って待っていた

 

二人掛けの席に一人、また一人と座っていく

私はまだ誰も座っていない二人掛けの席が向かい合って4席座れる場所の窓側に座る

するとすぐ向かいの席に会社帰りだろう小奇麗な30代の男性が座った

その男性の左手薬指にピカピカに光る指輪が私が好きなブランドのものだった

と、同時に元カレの事が頭によぎった

 

“元カレは今も忙しく仕事しているんだろうな”

 

すれ違いなんてかっこいい言葉で収まるような関係ではなくて

お互いがお互いの事を考えていないつまらない関係だった

 

“彼は30代半ば、仕事をメインに人生を歩んでいる”

 

“私は20代最後、一緒に人生を歩む人を探している”

 

どちらも確立した意志でどちらも悪くない

 

付き合っていた頃は最後に彼と会ったのはもう2か月近く前になると思うことがとても多かった

1か月から2か月、2か月から3か月となった頃には私自身の気持ちは吹っ切れていた

彼にはもう魅力を感じなくなっていたから

どんなに仕事が忙しくても、年収が一千万軽く超えていても、彼と付き合い続けることはもう限界

心に体がついていかない事もわかってお揃いで買ってもらったペアリングは意味をなくした

 

目の前に座った人の指輪をみて気付かせてもらった事は

 

“今の彼に感謝しないといけない”

 

その日は私にしたら苦くて辛い日でもあったから

友達と仕事の話を進めていたけれど私が失敗してしまい

コミュニケーションや人間関係がとても難しく感じた日でもあった

 

さらに追い打ちをかけたのはその友達に私の女友達を紹介しようとして設けた場で

私が自分の失敗ばかりに気をとられていたからだ

 

そんな状態だと知った彼氏が心配するのも当然で

とても賑やかな居酒屋の中で話す内容でもなく少し人から離れ私の気持ちも落ち着かせるために静かな場所で彼と電話をした

彼の尊敬すべきところの一つは物事の3手先を考えて話をしてくれる人だということ

私の気持ちも、失敗した理由や原因も

迷惑をかけてしまった方の友達の気持ちさえ

彼は手に取るごとくわかる

 

彼は迷惑をかけてしまった友達と電話で話をし、さらには結論までしっかりフォローし

仕事の内容はまったくふれないで解決してしまう彼

さらには失敗した私の事も友達にフォロー入れてくれたみたいです

頭が上がらないとはまさにこういうこと

 

失敗はこれから可能性があると言ってくれた彼に惚れられずにはいられない

 

 

年収が、会えないから、かっこいいから、きっとうまくいく

過去にこんな不確かな事にしか目に止まらなかった私が恥ずかしくとても愚かに感じた日

 

尻拭いをしてもらった事ではなくて

彼の気持ちに

 

彼に出会えたことに感謝せずにはいられない

 

 

ただ心が通じ合っているからといって

消して油断したりはできない

 

 

私の心に雨が降ることも珍しくないから