人生は旅に例えられることがある

 

真っ白な地図にどんな道筋を記していくのかは、その人次第だから。

旅は自由だから

 

自分の道筋は自分で作る

すべては自分の責任で

 

だけど、旅も時々は休んだりできる

 

そんな旅路に似ている

 

ひたすらに何かを求めたり

旅の途中で出会う人がいたり

 

こんな世界に産み落とされてから、いろんな景色を見ていく

 

感動したり、落胆したりしながら。

 

この世界も捨てたもんじゃないって思えたら、幸せだなって思う。

 

だけど、日常は変わらないと思っていた。

 

だけど、変わっていくことでもある。

 

世界が一変し、見える景色も触れる風も浴びる太陽の光も変わっていっている。

 

その変化に気づけるかどうかで、小さな幸せをあつめていくことができる

 

悲しい気持ちもうれしい気持ちも全部味わうことができるのはこの世界に私が居るからだ

 

花もそう

 

普段の風景を切り取ることができる。

 

日常の片隅にそっと寄り添ってくれる。

いつもある風景に感謝できれば、きっと何かが変わっていく。

 

今日の太陽の温かさや今日の風のにおい。

雨の温度や空気の湿度。

マスク越しに感じることができる。

 

そんなことに気づかせてくれる。

変わってないようでゆっくりゆっくり変わっていくこの世界の速度に

自分の歩みを進める。

時には歩みを止めてその景色を堪能してもいい。

 

私たちは自由なのだから。

 

ふと気づくとき、私たちの心の中になにか残ればいいなっと思う。

 

いつも口にする食べ物も、心に残ればいい

そうやって人間はできている

 

目で見て耳で聞いて鼻で嗅ぐ

手で触れて肌で感じる。

 

そんな毎日の空気をまだまだ感じていたいと思う。

こころにいつでもあの時の風景を思い出しながら。

 

今日もゆっくり歩いていく。