私たちは普段いろいろな感情を抱くことがある。

 

柔らかい光に包まれたような優しい気持ち

 

雷が走るような激しい気持ち

 

闇夜にさまよう暗い気持ち

 

いろんな感情を心に感じることがある。

 

喜びや悲しみ。

怒りや優しさ。

 

そんな感情を抱きながら日々生活する。

 

それは、自分の周りの人間関係からくるものだとも思うしその周りの環境と自分という一人の人間との化学反応である。

 

 

誰かに助けられたり、誰かが喜んでくれた時、優しい気持ちになることがある。

そんなとき、そんな気持ちを大切にしたい。

 

燃えるような感情がわいてきたとき。

怒りとなったとき。人はそれを抑えよう。負の感情だと分類しそしてそれを隠そうとする。

 

最近になって気づいたのは、怒りや悲しみ。そんな感情も押し殺すことはないのだと思うようになった。

 

それは、ある日の太陽を見たとき。

 

光が輝くためには暗闇も必要で。

暗闇を知っているから光が美しいと感じられる。

 

優しい光を知っているから、強い光を強いと感じられる。

 

そんなことにづいたのはつい最近の出来事。

いろんな感情が沸き起こったときに、どう対処するかではなく、

あぁ自分はこんな時にこんな化学反応を起こすのか。

自分という人間はこんな時にこんな感情を抱くのか。

そんな風に自分と向き合うことが大切なのかと思った。

 

怒りや悲しみはとても醜い感情といわれるけれど、それを隠すことで見にくい感情となるのではないかな。

それを消すことに注力するよりも、今自分はこんなことと化学反応をしているのだと楽しめるようになった。

 

誰かを傷つけたり傷つけられたりしながらきっと生きてきて。

これからもそうやってそんな見えない傷が増えていくのかもしれないけれど、それはかさぶたとなってまた自分に戻ることができる。

 

だからおびえなくていいんだと。

向かうことで悲しみと向き合うことができるのだと学んだ。

 

いつで自分はここにいる。

そして、誰かが喜んでくれればとてもうれしくなる。

そんな自分なんだと学べた。

 

そんな風にして自分自身を受け入れていくことが大切なのだと思う。

 

いつも出会っている人間関係といつも通っている道。

どれもいつも変わらないように見えていくけれど、きっと一日として同じものはない。

道端に咲く花に気づいたり、冬支度を始めた街路樹に目をやると毎日が変化している。

 

そんなことに気づける自分の心をもっともっと大切にして。

 

いろんな化学反応を楽しんでいけばきっと自分の肥やしになる。

そう思いながら今日も一日を始めようと思う。