あなたは、SMAPファンが今現在行なっていることを知っていますか?
「知ってるよ、テレビで見たもの」
では、どんなことを知っていますか?
今、情報を共有しあっているSMAPファンの多くは、「SMAPの名誉を取り戻すこと」そして「SMAPが強制終了させられることを回避」しようと頑張っています。
例えば。
SMAPが日頃、仕事でお世話になる関係各所(テレビ局、ラジオ局、番組スポンサー、CMをしている企業、レコード会社、雑誌社、その他、ありとあらゆる団体や個人にメールや手紙などでお礼はもちろん、感想や提案を送ったり有線やラジオへクエストをしたり・・雑誌を購入すれば、アンケートハガキをマメに書き、たった1Pの掲載でも感想やお礼を伝える)など。
こうした活動のうちの一つに「世界に一つだけの花」のCDを購入する、というものがあります。(※世界に一つだけの花は、9/19付のオリコンで累計累積284万6462枚となりました。)
ハガキ書いたり、リクエストしたり・・って芸能人のファンの活動としてフツーでしょ?めずらしくもない。何が違うの?って思う方も多いでしょう。だけど・・今、これを読んでいる「あなた」をSMAPファンと仮定して質問させてください。
「では、あなたは今まで同じ事をやってきましたか?」
「危機感を持って、必死にハガキを書いたりリクエストしたことありますか?」
いつもSMAPはそこにいた。
ファンが頑張らなくても
いつもたくさんキラキラしたものを「届けて」くれた。
受け取りきれないほどの沢山のギフトを次から次へ・・25年間。
そう。長い間、受け取ってばかりだったような気がします。
ではなぜ、この活動をしているのかわかりますか?
ファンも十人十色、考え方も様々ですが・・だいたい、一致している共通認識はこういうことだと思います。
(1)SMAPに私たちはここにいるよ、これからも応援しているよ、と愛を伝えたい。
(2)SMAPがどれほど愛され、必要とされているか。「数」を示し、具現化する。
芸能人として数字を作れる、ムーブメントを作り出せる存在価値を関係各所に示す。
(3)世間一般の人に今何が起きているのか?興味を示してもらうキッカケにしてほしい。
大きく分けてこんな感じです。
要するに、単純にギネスのように300万の数字(記録)達成のためにやっているわけではなく、もちろん、SMAPを最後に送り出す「花道」を飾ろうなんて思っていません。
(2)と(3)の意味がわかりますでしょうか?
今、ファンの多くは彼らが今後、芸能界で邪魔されることなく活躍できるかどうか懸念しているのです。
「え?SMAPを解散したって、彼らなら個人でやっていけるしいいんじゃない?」
って思ってますか?
いいえ、違うんです。
個人の仕事すら、危ういのです。
現に今年に入ってからの彼らの仕事はどんどん減っています。
新規の仕事をマネージメントしてもらえないからです。
これまでやってきた個人の番組などはかろうじて続いていますが、これらもいつ終了になるかわからない状態(しょっちゅう、番組名に「スマ」がつくから・・などという理屈の通らない理由で「終了」が取り沙汰されている)
個人の新規の仕事はほぼナシ。
CMは企業が「契約更新」を望んでも、事務所が断っているため減る一方。
SMAPとしての仕事は「スマスマ」のみ。年内終了が発表されている。(スマスマ内でもSMAPの歌を歌わせてもらえない)
今年前半のドラマ出演や、10月に公開される吾郎ちゃんの映画も前のマネージャー飯島さんが在任中に進めたもの。
飯島さんが退職後、彼らはマネージメントを積極的にしてもらえていないのが実情です。
「え?不仲だからでしょ?」
いやいや、待ってください。
百歩譲って、ゴシップ通り、不仲と設定としましょう。・・・で、個人の仕事に「不仲」は関係ありますか?
冷静にもう一度、考えてほしい。
今、SMAPは・・5人は・・
芸能界で緩やかに干されつつあります。
だから今、ファンは彼らを求める声と存在を示し、世間と彼らが仕事をする関係各所に「SMAPに居てほしい」と感じてもらい、味方になってもらおうとしているのです。
1月から記録は伸び続け、上位にランキングされることも何度となくありました。
特に今回は新聞などにも取り上げられ、SMAPファンと「世界~」の動向が注目されました。
今、平和的方法で少しでも流れを変えようとしているのが「世界に一つだけの花」購買運動なのです。
⇒【2 SMAPの解散の理由は「不仲」って本当?】につづく