蘇りの地へ。 熊野古道 中辺路 巡礼の旅。 | 彼方へ。。。

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心に沈み 澱となりし思い出を  
いま 解き放たん  
     
     
                     

 

 

先々週、4/8 〜 4/11 の4日間、

 

ツレアイと共に

 

紀伊 熊野古道 中辺路巡礼の旅へ行って参りました。

 

 

 

15年前、世界文化遺産に登録された地。

 

 

 

一体、どんな所なのか、、、

 

 

 

数年前から  漠然と  訪れたい願望がありました。

 

ネットや本をもとに、にわか仕込みで

 

壮大 且つ 神秘に満ちたこの地の

 

ほんの ほんの 入り口をかじりますと、、、、

 

観光地、とは何か違うやうな、、、

 

神、、自然、、祈り、、感謝、、、

 

なんか こう、、、崇高な神域のようであります。

 

 

やはり此処は、

 

自らの足で地を踏みしめ  辿ってゆく道であろう、、、

 

その思いを 強くしたのであります。。

 

 

 

 

去年の秋くらいから

 

少しずつ山用品を手に入れ、

 

少しずつ低山で足を鍛え、、、

 

 

 

滝尻王子から 熊野本宮大社まで 約40㎞。

 

行程はほぼ登山と聞く中辺路、

 

平地の40キロとは訳が違いましょう、、

 

4日分の荷物を詰め込んだバックパックを背負って

 

えっちらおっちら。。。

 

 

その頃の現地が 春めいた気候か、はたまた 季節外れの寒さか、、、。

 

運良く晴天か、はたまた 涙出そうな嵐か、、、。

 

全く予想がつかんです、、、(´・ω・`)

 

中辺路途中の宿は 小さな民宿が少しあるのみで

 

予約がこれまた取りづらいと知り、

 

旅を決断後 真っ先に取り組んだ点でした。

 

 

 

 

 

楽しみな様で 恐ろしくもあり、、ワクワク、不安、、、入り混じる中、

 

新年を迎えた朝。

 

早朝から TVで熊野古道が出ているではありませんか!

 

 

この時、確信したのでつ。

 

熊野古道は あだすを心待ちにしてくれている!!、、と。  ←

 

 

 

この瞬間までは正直、今年じゃなくてもいいかな…

 

と、ちょっと後ろ向きな気持ちもあったのですが、

 

元旦のこの瞬間、迷いは吹っ切れました。

 

心は決まりました。

 

 

 

 

 

 

博多から新大阪まで 新幹線で2時間半、

 

新大阪から紀伊田辺まで 特急くろしおに乗り2時間半。

 

ふぅ、、、南紀はまことに遠い地であります。。

 

 

4日間の初日と最終日は このように移動日に充て、

 

2日目、3日目の過酷な巡礼に向け

 

旅の初日は8時に就寝です。。。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

8日、初日。  紀伊田辺駅前。

 

バックは弁慶像。武蔵坊弁慶 生誕の地だそうです。

 

 

 

 

 

 

特急くろしおの車窓から太平洋をのぞむ

 

 

 

 

 

熊野古道 中辺路の起点、滝尻王子。

 

 

 

 

 

 

牛馬童子像。

 

 

 

 

 

 

近露の絶景。

 

 

 

 

 

 

自然の神が与えたもう試練の道であります、、、

 

 

 

 

 

 

 

高原の集落、、、、だと思われます。

 

ポツンと一軒家、じゃない天空の集落、

 

疲れが吹き飛ぶ本当に美しい光景です。

 

 

 

 

 

 

3日目は早朝より雨。

 

この日は3つの峠越えをひかえている上に距離も長い、

朝4時起きで計画変更するか逡巡するも、予定通りを決行。

ポールを宿に忘れて戻ったり 、途中 道標を見過ごし民家で尋ねたり

…と雨の中 あじゃぱー(泣)な2日目スタート。。

神様 ほとけ様 お地蔵様、、道中お護りください!、と

無心に祈りながら歩きます、、、、。

 

なんとか無事にたどり着いた此処は継桜王子。ヨカッタ!!

 

 

 

 

 

 

2つ目の難関峠は、平成23年の台風による地滑りの為、

迂回路となっています。

やぁぁもぅぅ、この迂回路の登山道が険しい険しい!!!

道幅狭い!、横見れば崖!!

緊張が続く、、、

レイヤーを勉強していても 長時間レインウエアを着てると

既に汗ぐっしょり、サウナ状態、、、、

ヒーヒー登っていると暑い!

きつくなって休憩、足を止める、、、寒い!!!

あだすは 寒い方がこたえました、歩き続けるしかないっっ。

 

 

 

 

 

 

熊野古道の巡礼者は

なんと9割がたが 外国の方なのだそうです。

現に、滝尻王子からここまで、

日本人巡礼者に会っていません。

外国の方ばかり。

雨の中、みなさん、

何故か 嬉々として歩を進めているのが印象的でした。

各王子や 休憩所、昼食時に、ちょっとお話しました。

フランスからみえたご夫妻、オーストラリアからみえた70代の紳士、

アメリカからみえた女優のようなおねえさん、、。

 

 

その、オーストラリアから2週間の休みを取って来られた老紳士。

2年前に奥様を亡くされ、この巡礼を思い立たれたそう。

既に、スペインのサンティアゴ・コンポステーラは巡礼なさったそうです。

 

世界の人々が 熊野に惹きつけられ

祈りをささげているのですね。。

 

魂を見つめる、、、

魂と対話する、、、

それは 亡くなった人の魂であり、

や、自身の真髄である魂、、、かもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

嗚呼、、、。

神様 ほとけ様 お地蔵様、、、

無事に熊野本宮大社まで、

全行程を怪我なく歩ききることができました!!!

お守りくださり ありがとうございました!!!

こちらは、日本一大きな鳥居、大斎原。

熊野本宮大社が元在った地であります。。

 

 

 

実は、 この2ヶ弱前、、、、、

 

連れの主人が肺炎になりまして、

この旅に行けるかどうか…

行けたとして、歩ききる事が出来るのか…  危ぶまれました。

幸い、肺炎自体は 10日ほどで治ったものの、

肩で息をする様な姿がしばしば見られ。。ァゥァゥァゥ

 

念の為、出発の1週間前にお医者さまに診て頂き

OKを頂いた、という。。。  

 

 

 

 

 

こちらは、最終日4日目に訪れた 熊野三山のひとつ、

熊野速玉大社のすぐ側にある

神倉神社のゴトビキ岩。

 

ここに辿り着くまでに、5百数十段の階段を登るのですが、

いやはや、、、、

白状しますと、

この階段が 今回の旅で 一番の恐怖でした、、、、

これ程 とてつもなく恐ろしい石段は 

あだす、、、今まで経験がありません。

 

 

 

 

 

 

お土産は こちら。。

右端の鈴焼というお菓子、

鈴の形をした カステラみたいなお菓子なのですが、

生地が、、、生地が、、、、、半端ない!!!

とてもきめ細やかで、

口当たりも 風味も 上品で、驚いたーーー。

何コレーーーー!?レベルでした。

鈴の形が コレまた かわいい。

 

 

 

 

 

 

 

半年くらいかけて、

 

旅の行程、備品の準備、体力アップ、体調管理、、、

 

自分なりに頑張って臨みました。

 

 

やり遂げた感、MAXです。

 

充足感に包まれています。

 

 

 

熊野の空気は 明らかに神がかっていました。

 

 

 

歩みは実に苦しく辛いのですが

 

見守られてる安心感に 包まれているのです。

 

不思議な感覚でした。

 

 

 

それと、

 

全身の細胞が 

 

生き生きとした 新鮮な細胞に、

 

瞬時にガラリと入れ替わったような心地よさを感じました。

 

疲れても 深呼吸すると

 

何故か 即座に元気を取り戻せるのです。

 

このような感覚は、

 

生まれてこのかた 初めての経験でした。

 

 

 

熊野は やっぱり 凄いところでした。

 

思い出、たくさん ありがとうです。  ( ´ ▽ ` )