『すずさぁ~ん、、、、
すずさあ~~~~ん!!
ちょっとすまんが、、、、
来てくれないかあ~~~。』
お昼過ぎ
義父の声が 1階から聞こえた
何事か!?、と
急いで階段を下り
1階のリビングへ行くも
義父の姿は見えず
『すずさあ~~~~ん!!
こっちだあ。
こっち、こっち!!』
玄関から声がする
駆けつけると、
そこには
いつになくめかしこみ、
私の顔を見ようともせず、
玄関の姿見と格闘している
義父の姿があった
『あらっ、お義父さん!
今日はまた、ステキじゃないですか~っ!!
どちらかへおでかけですか? ^^?』
『うん。^^。
○○○(義母の名)と K 公園に、、、
ほら、、アレ、、、
何て言うかね?、、、、キラキラ、、、電飾の、、、』
『イルミネーション…ですか!?』
『おぉ~おぉ~、
それを見に、もうすぐ出かける。』
『わぁぁあ!!!! いいなぁ!!!!
私、まだ行ったことないですけど、
K 公園のイルミネーション、
ものすごく綺麗らしいですね。
お義母さんも、きっと喜ばれますよ~~~。』
義父は顔をほころばせながら、
あいかわらず
姿見に向かって
身体をひねったり、
後ろを向いて見返ったり、、、、
なにやら落ち着かぬ様子
『○○○と電車に乗って出かけるのも
久しぶりだしねぇ。
、、、、すずさん、、、、
どうかね?
コレ、おかしくないかね?』
『いやぁ、
バッチリお似合いですよ! ^^!
いつもより、
背筋もピシッと伸びてらして。
とっても ぐぅー♪ *^^*』
『ほぅ、、、そうかい。
うん、うん。。。
じゃ、コレでええなっ?
ふむっ。
じゃ、そろそろ出かけます。
すずさん、留守番、頼みます。
おぉぉーーーーぃ、○○○!
はよう、しなさい!!』
この日の夜。
義父は帰らぬ人となった。。。。
写真や映像で
この時期の
イルミネーションを見る度に
思い出す
この日の
義父の
鏡とにらめっこの姿
そして
嬉しそうな顔
もう
8年になるのね、、、、 ( ´ー`)
イルミネーション
この目で
生で
見てみたいけど・・・
いまだに
見に行くことができずにいます ( ´ー`)
『讃美歌103番 まきびとひつじを
~ The First Noel ~』