私は、過敏性腸症候群なのですが、これも
「幼い時の記憶」
からきています。
私は、小学校に上がる前だったと思うのですが、入院しました。
弟もまだ小さかったですから、母は入院している私につきっきりではありませんでした。
ずっと、点滴をしていたので、何かあったら呼び鈴を押して、看護師さんに来てもらっていました。
ある時、おなかの調子が悪くて、トイレに行きたくなり、呼び鈴を押しました。
トイレに行くのに、看護師さんについてきてもらうのですが、
「トイレに入っている間、待ってもらう」
のが苦痛でした。
なかなかすっきりしないですから、トイレにいる時間も長くなりますし、和式トイレでしたから、長い間座り続けているのも足がしびれて苦痛でした。
ですから、足がしびれるとトイレから出るのですが、部屋に戻るとまたおなかが痛くなりました。
できるだけ我慢しようと思うのですが、5~10分おきに、3回ほど連続で呼び鈴を押した為
「忙しいんだから、何回も呼ばないで、一気に出しなさい」
とかなり怒られました。
この経験があってから、
・出さないとと思うと、緊張して出なくなってしまう
・緊張している時に下痢をする
・トイレに行けない状態になると、おなかが痛くなる
・家を出る時間になると、おなかが痛くなる
といったような症状が出るようになってしまいました。
過敏性腸症候群の方は、このように、何か幼い時の出来事が原因になっている事もあるかもしれません。
重症化すると、
「外出しようとすると、おなかが痛くなってトイレから出られない」
と、引きこもる事もあるでしょうから、学生の場合ですと、不登校の原因にもなったりします。