失う恐怖は、幼い時の記憶から来る
と書きました。
今回は、具体的な例をあげて書きたいと思います。
失う事で、悲しい思いをした事。
これは、身近な人や、ペット等の死だけではありません。
・気に入っていたおもちゃを、どこかで紛失してしまった
・気に入っていたぬいぐるみを、汚いからと親に捨てられてしまった
・気に入っていたお菓子の販売が終了してしまった
こういった些細な事でも、その後、
「何かを失う恐怖」
に結びついてしまう事があるのです。
それだけ、幼い時の記憶と言うのは大きいものなのですね。
「何かを失う事が起こったり、何かを失いそうになる」
と、失って悲しい思いをしたインナーチャイルドが暴れ出すのですね。
それを
「失う恐怖」
と感じるのです。
ですから、こういった場合の恐怖というのもは、思った以上にダメージを受ける事があるのです。
初めて経験する事なのに、妙に不安、恐怖、怒り等を感じる場合は、幼い時の記憶に関わっている
という事は、多いものです。
原因は、過去に経験した事にあるのですね。