同じ景色でも、人それぞれ見ている景色は違って見えています。
どういう事か、この写真を使って書いていきますね。
こんな感じで街並みがあるとしますよね。
これを、1つ1つどのビルにどの店舗が入っているか…なんて全部覚える人はほとんどいないかと思います。
自分が気になるものは覚えている事も多いですが、自分が気に入らないものは、そもそもあまり目に入ってこない場合が多いのです。
看板1つにしても、
・食べ物関係に目が行く人
・趣味、娯楽に目が行く人
・看板の色に目が行く人
色々あるかと思います。
ですから、例えば
「この写真を10秒見て下さい。10秒後にどんな店の看板があったか答えて下さい」
というような記憶力テストをしたら、記憶力の問題だけではなく、出てくる店も人それぞれ違うわけです。
あなたは、この写真を見た時に、どの看板に目がいったでしょうか?
人それぞれ、見えている景色が違うのですから、道を聞かれた時にも
「○○という店を超えた先の信号を左に曲がって…」
「○○という建物があるので、その交差点を左に曲がって…」
「○○という信号を左に曲がって…」
などと、
人それぞれ道案内の仕方が違う
という事が起こるのです。