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Pet Hotel LA・SUITE →pairkanonブログに統一しています

わんこの気持ちを考えるブログです。飼い主様に「想い」を届けることを一番に考えています。専門的な見方をすると、いいまわしの違う用語などある場合がございます。知識や用語をお伝えするブログではありませんのでご了承下さい。

皆さま、こんにちは!

朝晩が肌寒くなってきましたが、いかがお過ごしですか?
体調などくずされていませんか?

チュロスカは、歩きやすい気候になったので、「どこまで行くの〜アセアセ」ってくらい、毎日お散歩を楽しんでくれていますルンルン



先日お預かりの子とお散歩中に、年配の男性から「まだ若いよね?」と声をかけられました。
「えっ?私ラブ??」と思いましたが、その方の目線は、しっかりと私の隣にいるワンちゃんに向けられていました…。

「そうなんですニコニコ(私も、気分はこの子くらい若いわよニヤリ←心の声)」


すると、スッと胸ポケットから1枚写真を取り出し、私に見せてくれました。
それは、ちょうど私と一緒に歩いていた子と、同じ犬種のワンちゃん。


「うちにもね、犬がおったんじゃ。17まで生きてくれたんよ。この道は、一緒に歩いた散歩道。今でも写真を持って歩くと、一緒に歩いてくれとるような気がするんよ。じゃけ、シッコしよった場所に行くと「ほれ、シッコ」って声かけるんよ。


お話を聞きながら、胸がキューとしてきました。
「姿が見えなくなってしまったけど、きっと一緒にお散歩を楽しんでくれてると思いますよ。」
と言うと、
「ほうかね。そうだったら、うれしいね照れ
と優しい笑顔。


とっても大切な存在だったに違いない。
それは、姿が見えなくなった今でも変わらない。
素敵な関係。



コロナ禍で、動物を飼う人が増えたらしい。
しかし、「こんなはずじゃなかった」と勝手な理由で、捨てる人も増えているそうだ。
猫ちゃんが2匹入ったクレートを持って歩いてきた人が、通り沿いのお店の看板の裏にクレートを置いて、そのまま歩いていく映像を見た。


「こんなはずじゃなかった」
そう思うのは、人の生活の中に勝手に連れてこられた、動物のほうだろう。


動物が、飼い主を選んだのではない。
一緒に暮らすと決めたからには、私たちと同じ「限りある命」を持つ生き物だということを、決して忘れてはいけない。



お互いに幸せだと思い合える毎日を、積み重ねていきたい。

短い時間だったけど、とても素敵な方とお話しできたことは、私にとっていい出会いになった。