あなたの人生を幸せに導く ライフデザイナーはるこです
9月も半ばになりましたが東京はまだ真夏日が続いています
朝晩に若干、ほんのちょっと秋らしさを感じ・・・られる、うっすら
そんな感じでしょうか。
とはいえ
9月になると毎年の楽しみは
イクラの醤油漬けづくり🐟
です
まさに赤い宝石のような輝きです
北海道では一般家庭でもイクラの醤油漬けを作る家が多いです。
(だよね?)
我が家も
子どもの頃から母親が作っていました。
我が家の場合、秋になると鮭のメスを一匹丸ごと買ってきて捌く🔪
のが恒例行事でした。
私はさすがに鮭一匹をさばきませんが、ほぼ毎年イクラの醤油漬けを漬けています。
レシピはいろいろなレシピサイトでも検索ができますが
イクラのほぐし方なども含めはるこ流をご披露させていただきます<(_ _)>
10数年前は東京では生筋子をほとんど見たことがなかったのですが
最近は都心のスーパーでも見かけるようになりました。
ただ
売っている量が少ないので、私は築地の知り合いにお願いをして取り置きをしてもらっています。
あまりいいイクラの入らない年は、頼んでも売ってくれないという頑固・・・もとい誠実さもあり(笑)
とても信頼を置いております。
通常は重量を指定して(1キロとか)取り置きをお願いするのですが
今年はお値段が読めなかったので今回は「5000円相当」と支払金額を指定してお願いしました。
(きっと)ちょっとおまけしてくれているので多く見える?
生筋子は膜につつまれているので膜から筋子をはがしていきます。
私はボウルに水をため、水を弱く流しながら親指のはらで少しずつはがしていきます。
古いテニスラケットを使ってぽろぽろはがす…という方法が
クッキングパパにも出てましたが(32巻参照)
そうすると、結構なイクラがつぶれてしまうのでもったいない!!
私はもったいない根性の塊なので、ひたすら親指で丁寧に膜からはがしていきます。
どんな感じでやるかはこちらをご参考に
ここでどれくらい丁寧に膜をはがせるかが大事です。
人肌よりちょっと熱いくらい・・・なのでぬるめのお風呂くらいのお湯でやると
はがしやすいです。
ただ、あまり高い温度のお湯になると卵が固くなるのでお勧めしません。
大きな膜からはがした後に薄皮や血合いをきれいに取り除きます。
綺麗に取り除けば除くほど舌触りもよくなりますが、際限ないのも事実💦
なので、目立つ薄皮がないようでしたらそこでOK
綺麗に膜をはがすとこんな感じになります。
こんな感じ。
ザルに上げて5分ほど水を切ります。
粒の大きさは好みがあると思いますが、私は小さめの方が好きです。
季節の初め(8月中)であればつぶの小さいものが主流です。
そしてイクラをお醤油に漬け込んでいきます。
はるこはお醤油のみで漬け込みます。
最初は母から受け継いだレシピどおりにお醤油と日本酒を合わせて漬け込でいました。
しかしとある方より
醤油のみでつける方が美味しいよ
と聞いてからはお醤油のみで漬け込むようになりました。
醤油だけで漬け込むなら、いいお醤油を使おう!
と思い、いいお醤油・美味しいお醤油、いくらの醤油漬けに合うお醤油の探求が始まりました(笑)
お醤油についての本を参考にし
美味しいと評判を聞いては購入して
何年かは毎年違うお醤油でいくらの醤油漬けを作り試すということを繰り返していました。
そしてようやく、一つの結論に至りました
それがこちら!!
地元北海道の佐藤水産で販売している鮭醤油です🐟
上記の醤油手帖でも紹介されていました(ついさっき気づきました)
名前の通り、酒の魚醬です。
イクラは鮭の子ですから、酒で造る魚醬が合うのは納得です。
この鮭醤油の特徴は麴を使っているところです。
そのせいか、他のお醤油でそのまま漬け込むより柔らかく甘みもあるように感じます。
今回は鮭醤油ともう一種類,前から気になっていたお醤油と2種類漬け込みました。
上の丸い方が鮭醤油です。
鮭醤油以外のお醤油に関しては生のまま使うとちょっと強すぎるように感じますので
(私はそれでも好きですが)やはり日本酒を加え少し煮立たせて冷やしたものを使う方がよいかもしれません。
こうして一晩冷蔵庫で漬け込みます。
それぞれこんな感じに😍😍
翌朝に白いご飯にたっぷりイクラをかけていただくのが最高です
だいたい3日ほどはそのまま楽しみ、
残りは1回分ずつ小分けにして冷凍します。
冷凍したものは年を越すくらいまで美味しくいただけます
鮭にはアニサキスがいると言われていますが、漬け立てはいつもそのままいただいています。
筋子にはアニサキスが隠れるところがないのでしっかり洗って目で確認することで防げると思っておりますが
心配な方は一度冷凍してから解凍して召し上がっていただくのがよいでしょう。