実家に帰ったら『文芸春秋』3月号がありました。
芥川賞を受賞した
川上未映子さん
インタビューと受賞作の『乳と卵』が掲載。
ちちとらんと読みます。

『週刊ブックレビュー』を観た両親は
「ぷうこと同い年なんて~。しっかりしてる。」
と褒めまくり。
すぐ同学年の有名人と比較します。
兄は松井とよく比較されてますが、
松井と比べんなって!

ミュージシャンということで
ビジュアル系な未映子さん。
「家には本が1冊もなかった」という
紛らわしい見出しの受賞インタビュー。
しかし、本はたくさん読んでいて、
哲学がお好きなようです。
実は私も…高校時代、哲学科を受験しようと思ってましたので
勝手に親近感。
まあ、その後哲学書なんて読まなかったけど。
途中、ケータイ小説や現代っ子への言及もあり。
聡明で優しい方のようです。

で、作品の女性性がらみで出産に関して、

私たちの世代は、産みたくないというよりも、
「産む」ということについて考える時間が、
図らずも長くなってしまったんですよね。

今の私の結論は、考える前に子供をつくらないと子供は出来ないということですね。
この時代、避妊も追いつかないくらい燃え上がっているときでないと、
子供はつくれないような気がします。
私たちの世代、出来ちゃった婚しかないと思いますよ(笑)。

というのに、同意しました。
私世代の晩婚ブームを過ぎて、
次世代は若い芸能人の結婚が流行ってるから
たぶん早婚ブーム。
老人も多いことだし、いいことなんだろうなぁ。

あ!! 作品について。

大阪に住む母子家庭の親子が
東京の叔母の家で過ごす3日間。
母親の巻子は豊胸手術をしに東京に。
小学生の緑子は初潮前で、口をきかない。
巻子の妹は独身で2人を不思議に観察。
という、女性の性に焦点を当てたお話。
これは…男が読むのは辛そう。
石原慎太郎は酷評してました。
(この評が人によって全く違うからおもしろい。
ポンちゃんの簡潔な評が潔くてよかった!!
ナオコーラの作品について
「カツラ美容室の桂がカツラって笑うところ? つかみ?」みたいな辛口~。)

文章的にも独特の口語や句読点がちょっと読みづらい。

しかし私は、芥川賞にしてはとっつきいいなと思いました。
なんか、国語のテストにもできそうな感じ。
このときの緑子の気持ちは?みたいな感じで。
起承転結がしっかりして、わかりやすいと思った。

樋口一葉(というか五千円札)が効果的に出てきます。
私もお守りにしようかな。

単行本にはもう1つお話が載ってるみたい。

☆☆☆★★