初めて伊坂幸太郎の本を読みました。
姉が凝っているらしく、たくさん借りたので
これからじゃんじゃん読破しようと思います。
映画『陽気なギャング~』を観ていたので、
系統は何となくわかっていました。
金城的、ドキドキワクワク系、と想像。
短編でサクッと読めそうだと思い、
最初にこれをチョイス。
奇跡を起こす男、陣内という
破天荒な主人公を取り巻く人々が語り手になった、
日常のプチミステリーの短編集。
登場人物が活き活きとしていて、全体的に楽しい。
盲目の青年、永瀬がとてもすてきです。
謎解きとしては、銀行強盗に巻き込まれる
1つめの「バンク」が一番面白かった。
シチュエーションの派手さもあるかもだけど。
表題作の「チルドレン」はひねくれキッズとの『家裁の人』的話。
陣内に対しては、友人の鴨居的感情です。私。
素直にリスペクともしませんが、渋々オッケーみたいな。
でもさ、誰でも若いときは陣内ばりに
絶対を信じていたのかもね。
なんだか、もう覚えてないやー。
大人になると周りのこと考えちゃうから、
面白くないヤツなのかもね。
どっちがいいなんて、わからないし。
まあ陣内の思考は柔軟で
意外とバランスが取れた男だよ。
ちょっと『20世紀少年』のケンジ入ってる。

それにしてもこの本の表紙、
絵はかわいいけど、全然合ってなくてなんか嫌い。
さらに、こんなに面白くない解説も久々だった。


チルドレン (講談社文庫 (い111-1))/伊坂 幸太郎

¥620
Amazon.co.jp