レッスンを再開し
また目まぐるしく時が過ぎて行きます。

生徒さんたちは、やや気遣うように?チラチラと私の足を見ながらも(骨接合術といい、スクリューを3本挿入して骨折部を接合する手術をしました。ギプスで固定しているのではないので、みんな不思議そう?です。)、いつも通りやんちゃにはしゃいだり、楽しそうにお話ししてくれて、練習もどの子もしっかり進んでいました。

子供たちの笑顔、若者たちの姿は
しばし、どんな心配事も忘れさせてくれます。





足の方は、まだやや不自由なものの、順調に回復していますが、実は他に病気が見つかり
即、治療を始めることになりました。

発表会や新年度を控えた今は、1年で一番忙しい時期で、それに加え、2月初めに主人も入院、手術することになり、正直参っています(危険な病気ではありません)。

自分自身が、何でも早め早めにやらないと落ち着かないタイプなので、大体の企画準備は出来ていたのが救いでしたが、何と言っても、生徒さんのお母様方のあたたかいご協力…これが無ければ、この発表会を予定通りに行うことは無理ではなかったかと、今になって思います。





全てのお母様から、「出来ることがあれば何でも言って下さい」との言葉をいただき、買い物とか何かを取りに行くとか、代わりに出来るので遠慮なく言って欲しい、また、発表会の仕事の中で具体的に「これも出来ます」「これもしましょうか」と申し出て下さる方も何人もみえて、実際にお願いすると、今まで私が全て1人で、とにかく最低限の時間で?していたものよりずっと良い仕事をして下さって、大感激です。

思えば、今まで人に頼るということをあまりして来ませんでしたが、自分の殻?を打ち破り、あまり気にせずに人の力を借り、人の好意を素直に受け入れてみたら、今までに見たことの無かった世界が広がりました。

カード作りやお花のラッピングをお願いしたお母様には、予算をお伝えしたのですが、家にあるもので作って下さったとか、ご親戚から譲り受けたリボンがたくさんあるから、費用は要りませんと言って下さいます。

「先生に負担が無いよう、保護者でこんなふうにチームを作ったらどうか」と提案して下さったお母様に、ロビー打ち上げの企画実行のリーダーをお願いしたところ、「任せて下さい」と心強い声かけをいただき、すっかり安心して、それを楽しみにしている自分がいます…


感謝、という言葉では言い尽くせない
感動、という言葉の方が合うような、
溢れかえるような感謝の気持ちでいっぱいです。

他に、発表会当日のお仕事も全ての方が快く引き受けて下さいました。皆さま、本当にありがとうございます。





そんなお母様方へのお返しは
今は、精一杯にレッスンすることしか出来ません。

それが出来る自分であるために、自分自身のこともよく労りながら、日々頑張って行きたいと思います。

今はあまり弾けていませんが、ピアノはやはり一番心を慰めてくれるものです。無心に向かううちに、音楽の中に全てが溶け込んで行くような感じがいいです。

生徒さんたちにとっても、ピアノや音楽が
そんな存在になりますように。




冬休みの宿題、「ペーパークラフトのピアノ」

続々と提出中です