ワンランク上の大人の習い事
Atelier la muse(あとりえ ら もぜ)の
うとよしえです
シリーズペイントを始めたきっかけ😀
以前のものはこちらです
さて今回は東京に通い始めるまで…
免許をとって鹿児島で細々自宅教室をワンコインでやったり
手芸店を卒業してサークルを作ったお話で私なりを少しわかっていただけたかと思いますが…
猪突猛進、夢中になると見えなくなる
しかし大事なことが言えない😀
最近は余計なことまで言いそうになる…変われば変わるものだ
調子に乗れば木でもなんでも登るから
猪から猿に変わっただけかしら??
それはさておき、
とある日、鹿児島で東京の有名な先生がセミナーするというニュースを聞き付けて
その時その先生はトールペイント界でも有名で私が好きな作家さん
喜んで申し込みその日を待ちわびていました
当日はせっかくだからと、ド真ん前のドセンターにすわり、一挙手一投足なにも見逃さないと…
学生の頃は一番後ろのはしっこで、寝ても手遊びしても良い感じで参加したりしてたのに(興味があるものは違うのね…ということは…勉学は興味なかったと言うことね)
いま、東京で流行ってる手法とかもデモンストレーションしてくださり
いまみたいに、携帯で動画とか便利なものもなく、ひたすらデジカメで写してメモして…
2日間の講習だったので、初日のデモンストレーションを覚えてる限りのやり方で
自宅で実践
なんとか形になる
せっかくだから本人がいらっしゃるいま、どこがまずいのか教えていただこうと
(いま思えばかなり図々しいというか)
翌日の講習はとても早く出掛けて先生に何とか見ていただけるようお話をしてみようと思っていたら
偶然会場エレベーターで乗り合わせて
ファンでもあったのでドッキドキ…
「おはようございます。
先生、昨日のデモンストレーション自分なりにやってみたのですが、隙間のお時間がもしもあれば見ていただきたいのですが…」と
不躾なお願いにもかかわらず
まだ誰も来てないから見るわよーって
天にも登る話
あれだけしかみてないのに
よくここまでできたわねと
おほめの言葉(…と今でも思ってる)をいただき他の方がくるまでしばらくお話をするチャンスがあり
芸能人のように美しい先生の話はとても楽しくワクワクするもの
気さくに色々話していただけてそれだけで満足だったのに、
あなたやる気があれば東京にいらっしゃいって
え?東京?今じゃ地理も詳しくなり難なく行ける私も一人でいったこともなく不安だらけ
まずは家族と話してみますといいつつも、私の心は決まっていた
家族にどう説明するか、その費用はどうやって出すか?
そのあとの講習は半分はそんなこと考えてた気がします
講習が終わり名残惜しかったのだけれど、
最後に先生に今日の写真などHPにあげても良いですか?と許可をいただくと
いいわよ。だけど、私はパソコンをしないので環境が整ったらまた見せてねって
そう、そのころは今ほどパソコンももっていない時代、そんななかHPビルダーというのがありこの私でも簡単にHPが作れていたのだ。いまじゃ考えられない
カウンターをつけたり、掲示板をあちこちから引っ張ってきてカウントプレゼントとかもしたものだ。
凄いなー、若いって頭が柔らかくて良いなぁーとその頃の自分を誉めたい
それから数ヵ月たった頃
HPの掲示板友達がこれあなたのことじゃない?ってメッセージが来た
日本ヴォーグ社のトールペイント業界の方々がかきこむTwitterのような当時の掲示板
まさか、その掲示板を駅の掲示板的に使う人がいるなんてと
「鹿児島のうとよしえさん、私はパソコン始めました。これをみたら直接連絡をください」って
嬉しいやらおかしいやら
これ、私のことよね?
しかし、連絡ったってどうしたら良いの?
直接って書いてあるし…と。
当時のペイント雑誌は先生の住所や電話番号もかかれていたのでとりあえず、そこにご迷惑にならないようにファックスで、お返事した次第
今のように携帯があればまた違っていたけど、それからというもの一年ほど先生との楽しいファックス交換が始まりその様子を見た主人もいきたいならどうぞ!と快く送り出してくれました
主人に約束したことは3つ
◆費用に家計を使いません
◆家族の日々の生活に迷惑はかけません
◆日帰りで行き来します
・生徒さんも応援してくれて月謝をあげさせていただきました。必ず習ったことは還元しますと約束をして。
・朝一番の飛行機で出掛けるのでその日の食事の準備をすべて仕上げて、花を飾り掃除は完璧に済ます
・朝一番でいって中央線に乗り換えて市ヶ谷で下りて、着くのは11時前。
みなさん朝10時から始まってるから完璧遅刻終わりは5時ごろだけどそれじゃ間に合わないから3時すぎにはそわそわ早退
滞在時間は5時間弱 後々はその流れがわかってきたけど、最初はおにぎり持っていってみなさんがランチにいっても一人残って描いていました。そう、私には限られた時間しかないから…付き合いの悪い田舎者状態
あと、馴染めなかった鹿児島弁の私
鹿児島弁で通す勇気はなかったからなんちゃってイントネーションを駆使して
そう、国語の教科書を読むように…でも、ふとしたときに漏れてくる(笑)それをクスクスと笑われてそれがストレスで
話したいことも話せなくなっていた最初の数ヵ月
それでも、そういう性格でもないのでまあ良いわと言う気持ちと暖かく見守ってくれるトモダチを見つけたから
その友人は、最初見たときマネキンが座ってる!と思うほどの美女
それから、今までこんなに仲良くなるなんて✨今また同じ目的を持てるなんて
次はトールペイント全盛時代から通うのをやめるときまでの話
長い文章読んでくださりありがとうございます