誕生50周年記念『ベルサイユのばら展』に行って来た話 | J'aime・・・

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私の好きな台湾、五月天、そして宝塚。
好きなものに囲まれた日常の出来事を書き留めていきます。

 阪急梅田のうめだギャラリーで開催されていた誕生50周年記念『ベルサイユのばら展』へ行って来ました。ブログを初めて10年以上が経つけれど、「ベルばら」については、ほとんど書いてない。でも、アタシが人生捧げ『バイブル』と熱狂しているのが『ベルばら』、そう、麗しき『ベルサイユのばら』なんです赤薔薇。いつか記事にしたいと思いつつ、尊すぎて、そう、尊いが過ぎてしまって書けなかったんです。いつか、思いのたけを込め、心を込めて熱く語りたいと思います。いや、書けるのか?想いが強く熱すぎて書けないかも。

 
 
 12月某日、開場とともに長蛇の列でしたあせるこの列、ホントはもっとすごかったんです。男子率1%以下。
 
 
尊い~乙女のトキメキ。溜息でる~ハートのバルーン
 
撮影できる個所は限定されているので詳しくはこちらで。

 

 

 180点にも及ぶ原画の展示。ひとつひとつ食い入るように見ていきました。「ベタ」と呼ばれる塗り方、背景の描かれ方、コマの配置。漫画書くって、なんて緻密で繊細なんだ~。驚きの連続でした。どの場面のイラストも色あせることなく記憶に残ってるアタシ。オスカル・アンドレ派だったので、アントワネットのお輿入れやデュバリー夫人との火花散る争いの場面はさらっと流していた。今改めて原画を通して、マリア・テレジアの娘として、フランス皇太子妃としてのマリー・アントワネットのプライドを感じています。ルイ16世の引っ込み思案で、自分に自信が持てないけれど、確かにアントワネットを愛していた思いもひしししと伝わり切なくなってきました。この『ベルばら展』を通し、マリー・アントワネットだ辿った数奇な運命、浪費家だけじゃなく、革命を通して女王として成長をした姿を感じました。断頭台の露と消える瞬間のあの誇らしい姿に心揺さぶられました。今更~、なんですが、何度読み返しても、オスカルの死、「フランス万歳!」の場面でベルばらが終わっていたアタシ。改めて、その後の登場人物の愛と生きざまを大切に読んでいかなきゃと思った次第です。『ベルばら』やはり、奥が深い!

 オスカルとアンドレの場面は、そりゃもう、知り尽くしてますよ。このシーン、このセリフ、オスカルは既にアンドレのことが好きなんだよね。でも気づいてない。ってな具合で、研究し尽くしてます(笑)。

『ベルばら』って、永遠だわ~。

 今回、ここまできて書き入れない思い、語りきれないベル熱に愕然。まだまだ、語りたいが、膨大過ぎて語れない。何時間でも喋れる。でも、ひとまずやめときます。

 

 

 こちらは宝塚歌劇コーナー。赤ワインのシーンの再現赤ワイン
 
 
なんか、鬘は劇団のものと違う気がするんだけど。特にアンドレの。
 
こちらは、伝説の昭和ベルばら、1974年、初演からのポスター
 
 
 
平成のベルばら
1989年、アタシはここから全作品、全役替わり公演観てる。
 
 
朝香じゅん ルコさん~ラブラブラブラブ
 
 
良かったよね~ラブラブラブラブ
大浦みずき なつめさんのアンドレ、橋で銃撃された瞬間、後ろでまとめていた髪の毛がバサッと散るんだよね。そんなことされたら心臓止るわ~恋の矢
 
 
安寿ミラ ヤンさんのオスカル、衝撃的に良かった~ハート
お値段にも時代を感じる(笑)
 
2001年の再演、燃えたな~メラメラ
 
 
2006年は元旦から『ベルばら』。全役替わり観れたしね~音譜
 
 
2013年から今日まで宝塚熱続く
 
 
めちゃ良かった壮さんアンドレ月組への特出。極寒の大劇場前で早朝5時から並んだ。
 
 
このポスター好きですねんハート
 
 
現雪組トップ彩風咲奈、咲ちゃんの名前最下位の時代か~。感慨深い。
 
 
右側は2014年。凰稀かなめのオスカル…、ちょっと違ったな~。レッドバトラーが良かっただけに残念。
 
 
Oh ! 七海ひろきの名があるぞ!この時カイちゃんはジェローデルWキャスト。アタシが観た日は、朝夏まなとジェローデルの日でした。残念あせる
 
 
さて、令和のベルばらはいつ?
アタシの予想では、2024年と睨んでいますビックリマーク。この年は、雪組誕生100周年、宝塚でのベルばら初演から50周年、そして2014年以来10年ぶりの再演という節目の年だからです。多分当たる気がする(笑)
 
 
50周年を記念して劇場版『ベルサイユのばら』が製作されます。
声はどうなる?期待してるんだよね~。元タカラジェンヌのオスカル声。カイちゃんとかいいんじゃない。アンドレは、アニキ(瀬戸かずや)でええやんと思うんですけど。如何??
 
 
等身大パネルの数々
アラン!
 
 
男装の麗人オスカル
 
 
大人になって、ジェローデルの生き方に感銘した。けれど、池田理代子先生がエピソード編で描いたジェローデルは、萩尾望都先生の『ポーの一族』と合体してて・・・、正直、引いたわ~。
 
 
4巻の表紙になった黒い騎士ベルナール・シャトレ。表紙になったって凄いよね~。そして、春風のようなロザリー。
 
 
豪華~。このアントワネット、素敵だね。
 
 
よ~分からん構図だけど、そこにあるだけで許せる。
 
 
オスカル派のアタシ。アントワネットへの嫉妬があったのは事実だ。
 
 
言わずと知れた決意の赤ワインのシーンへ
「パーン」のとこね(笑)
 
 
9巻で初めてフェルゼンがカッコいいと思った。史実の最期は、人とは思えないほどに残虐に殺されたそうです(池田理代子先生談)
 
 
『ベルばらKids』、全く興味なかった。おちゃらけみたいでお子ちゃま向けって感じで。今回、4コマ漫画展示。めちゃ笑えた。ルイ16世がとジャルジェ将軍が秋葉原行くの。笑えた~。今度読んで見よう。
 
 
大阪会場のみで展示。マリーアントワネットのディアラ宝石赤。1億1千万円也~。何でこんなん作ったん??
 
 
 
 
 
 
 
グッズ売り場は大盛況。タイで作られたという宝石を使った絵画もあった。宝石商の方いわく、「50年経っても色あせないんです」って誘惑されたけど、50年後、生きてませんアタシ!
 
 
 
カイちゃん、みりお(明日海りお)ちゃんと東京会場行ったんだよね~音譜。アニメの声、カイちゃんでお願いしたいんだけよね~。
 
 
楽しかった『ベルばら』展でした。これからもアタシのバイブルであることを確信。人生を変えてくれた『ベルばら』。出会えたからこそ、今のアタシがあるんです。しみじみ、尊いと溢れる思いを抱きしめて会場を後にしました。