子供の頃に読んだ本を読む『やくそくをまもったインディアン』 | J'aime・・・

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子供の頃に読んだ本を読む『やくそくをまもったインディアン』

小学1年生の頃、学校の図書館で借りて何度も読んだ本。
長い月日を経て、もう一度読む機会を得ました。
 作者があの『若草物語』のオルコットと知り、驚いています。
中学の頃、オルコットの作品を読みまくったけれど、当時はそのことにすら気づいていなかった。
 ページをめくるたびに、当時の私が読みがる。イラスト、文章、全部覚えている。
 
 オナワンダという病気で捨てられたインディアンを助けた牧師さんと、牧師さんの所で暮らす兄妹の友情物語。当時は、インディアンが何か分からなかったと思います。オナワンダの服装が珍しくて好奇心を掻き立てられたと思うのです。
 
 
 このシーンの緊張感が甦る。
 
 
 うん、うん、ここも覚えてる。次の展開が予想され、子供心に凄く悲しくなったな。
 
 
 泣きながら何度も読んだ本。
 
 
 あのころ、この本を読むのにどれくらいの時間がかかったのだろう?大人になったアタシは、1杯の珈琲を飲みきる前に読み終わりました。その違いが、ちょっと寂しくも感じます。
 
 
 この本を通して、差別しちゃいけないこと、困った人には親切にしないといけないことを学んだ記憶が甦ります。今のアタシ、どうですか?
 
 
 子供の頃に読んだ本を読み返すと、当時の懐かしい思い出とともに、その頃感じた心の動きも思い出させてくれます。そして、大人になる過程で、かすんでしまった素直な心を取り戻してくれます。子供の頃に好きだった本を読み返す、お勧めです。ぜひ、やってみてください。この本『やくそくをまもったインディアン』を読んだことがない大人の皆さん、ぜひ、読んで見てください。感動します。