田中淳著『Inu de France(犬・ド・フランス) (犬のいる風景と出会う旅)』読みました | J'aime・・・

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私の好きな台湾、五月天、そして宝塚。
好きなものに囲まれた日常の出来事を書き留めていきます。

ビーグルしっぽ 田中淳著『Inu de France(犬・ド・フランス) (犬のいる風景と出会う旅)』読みましたビーグルあたま

 
チワワ黒 本の紹介 チワワ黒
美しいフランスの街並みの中、犬たちと触れ合う幸せな旅が始まる。
ージをめくりながら、旅するように犬たちとの出会いを愉しむ写真紀行エッセイ。
「犬との暮らし先進国」であるフランスへの憧れ。それは何年も前にパリで見た、リードもなく犬と
散歩をする飼い主たちの姿でした。その信頼関係の強さに心惹かれ、フランスの各地を旅すると、
とびきり可愛い犬と心やさしい愛犬家たちとのときめく出会いが待っています。
パリをはじめ、カンペール、オーレー、アミアン・・・あまり知られていないながらも魅力溢れる
フランスの町の、それぞれに美しい風景の中、あるいはマルシェ、メトロの中で、偶然出会い、
触れ合う犬と愛犬家たちとの時間・・・それらが何とも微笑ましく、爽やかに綴られています。
そしてそこで確信するのは国の文化、慣習の違いこそあれ、日本と変わらない二人(一人と1匹)の
絆の強さ。彼らの関係に共感を寄せ、人生と犬生に想いを馳せ、その愛らしい姿を生き生きと
活写した写真には、いずれも心を鷲掴みにされます。
この世界に犬がいてくれて本当に良かった・・・、そう感じさせてくれる写真随筆家・田中淳氏の
やさしさ溢れる眼差しに、犬の好きな方は勿論、そうでない方も、そしてフランスが大好きな方々も、
きっと魅了されることでしょう。
本のタイトル「Inu de France(犬・ド・フランス)」は、フランスの地域圏「イル・ド・フランス
(Île-de-France)」の名称をもじったもので、まさにフランスの犬たちの本です。
 
 
パグ 感想 パグ
表紙のワンちゃんの瞳に惹かれて手に取った一冊ハートのバルーン
犬好きのアタシにとってはたまらない一冊トイプードル
読みながら目じりデレデレ。
「よしよし」って声かけちゃいながらの読書でした。
楽しい一冊ですよ犬
 フランスの地方、ブルターニュ、ノルマンディー、イル=ド=フランス、そしてパリ。港町あり、川辺の街あり、古びた教会あり。フランスの田舎町で出会うワンちゃんの自然な表情がとても素敵です。「あ、ここ行きたい」という発見もありました。次のフランス旅行、行きたい場所が増えました。私も今までの旅で、お散歩中のワンちゃんやカフェでのんびりするワンちゃん、ご主人様を不安げに待つスーパーの入口のワンちゃんに出会いました。次にであったら、「Bonjour」って声をかけてみようと思います。
読みながら、私が今まで飼っていたワンちゃんを思い出しました。
記憶の中に鮮明に残るのは、「シロ」「太郎」「五右衛門」。色も犬種も異なるけれど、共通点は、貰われ犬、捨て犬。世の中に怯えていたけど、私たち家族に最大限の敬意と忠誠を見せてくれた見事な番犬でした(当時は、今のようにお家の中で家族同様に暮らすのではなく、番犬として飼ってました)。いつか、この愛すべきワンちゃんの物語も記事にアップにしようと思います。四半世紀以上の時を経ても私の大好きなワンちゃんですから。
 今も、時々ワンちゃんを飼いたくなります。最後に飼った五右衛門(愛称:ゴエ)が世を去ったのは30年以上も前。もう飼ってもいいよねと思いつつ、ゴエへの変わらぬ思いから飼うことができません。何よりも、責任もってお世話できないというのが飼えない・飼わない理由です。ワンちゃん飼ったら、仕事も上の空、心配だし、旅行なんか行ってられない。夏は一日中冷房入れて、冬は暖房。これもキツイな~。病気したら仕事休まなきゃ!ワンちゃんお留守番の時、家の中ぐちゃぐちゃにされたらどうしよう。大枚はたいて買ったお高い布団セットにおしっこされたり、羽根布団噛みしぎられたらたまらんわ~。そんなこんなで飼えません。それでも、いつか飼うような巡りあわせがあったなら、きっとアタシは、おふらんすや世界旅行、台湾、五月天、宝塚への愛情をワンちゃんひと筋に捧げるんだろうな~(いや、宝塚は観に行けるか)、バカ親になるんだろうな~、と思ってます。何が起こるか分からない人生、それも楽しみと思いつつ、この本の可愛いワンちゃんとご主人たちの素敵な笑顔を何度も何度も読み返しました。