NHKドラマ「路~台湾エクスプレス~」第3話(最終回)
3話完結、ここに無理があったと思います。原作がとても素晴らしく読み応えある作品だっただけに、駆け足状態で終わってしまい、ドラマ全体がうすっぺらくなった感があります。
登場人物それぞれに、深い物語があります。せめて5話、あるいはそれ以上の時間をかけたドラマに仕上げて欲しかったです。
このドラマを見て、台湾へ行ってみたい、新幹線に乗ってみたいという方が増えたと思います。そして、台湾明星、炎亞綸(アーロン)や梁正群(リャン・ジェンチュン)ファンも増えたことと思います。とても嬉しいです。私はユキ焼くの邵雨薇(シャオ・ユーウェイ)さんの可愛さと儚い瞳の輝きが好きでした。安西との出来事、原作ではかなり好きな場面でした。もう一度読み返そうと思います。
コロナの状況下、台湾や日本へ行きたい、帰りたいという多くの人々の思いを乗せて走った日台合作ドラマでした。新しい生活の中、私達の旅行スタイルも変わると思います。行く側も、迎える側も安心して旅ができる時代が早く戻って来ることを心から願います。