24度目の台湾旅行 親愛的台湾朋友
2017年9月7日~10日 1日目その③
九份にやって来ました。
まずは今日のお宿を目指します。24度目の台湾旅行、初日は九份泊です。ガイドブックに載ってない九份の旅が始まります。先ずは、こんな細い道を登ったり降りたり。
観光客のいない通りは魅力的。これも九份ですよ。
赤い提灯、レトロな建物が旅愁をそそる。
「你們去哪裡?」(アンタ達、どこ行くねん?)と冷たい視線。
可愛い散髪屋さん。待合の椅子は公園のベンチ??
こんな小路に入るのもアドベンチャー。
九份の景色は海と山がとても綺麗です。
今夜の宿『夾腳拖的家 山居』(新北市瑞芳區基山街247號)に到着。
とっても可愛い5人部屋。
荷物を置いて、九份観光に出かけます。細い路地を見つけてどんどん進みます。地図やグーグルにも頼らない旅です。
素敵な茶器のアトリエ発見。
オイオイ、どこ行くんだよ~
九份で一番高い所にある小学校『九份國小』
ここからの眺めも爽快です。みんな夕日見るための場所確保かな??
豎歧路はこんなに賑やか。
我們是甜食黨(私たちは甘いもの大好き)なので「九份来たらここは絶対行こうね!」と決めてました。
基山街の『賴阿婆芋圓』(ライアーボーユィユェン)。九份名物芋圓のお店です。芋圓とは、タロイモの粉と小麦粉を練って茹で、2cm大に切ったもの。人気店だけに飛ぶように売れてます。
客席は満席
看起來很好吃(美味しそう~)。芋圓(タロイモ団子)、地瓜圓(サツマイモ団子)、緑茶圓(緑茶団子)がキラキラしてる
紅豆も魅了的
夏は氷を入れて冷たいスイーツとしていただきます。QQなトッピングがてんこ盛り。芋圓は歯ごたえ、風味とも抜群!とても美味しかったです。
氷の下には山盛りトッピング。紅豆の煮汁が氷と絡んでほのかに甘い。何よりも驚いたのは、お手製の紅豆煮の味。昔、お婆ちゃんが練炭でコトコト似てくれた煮豆の味そっくりなんです。懐かしくて優しいあの味に九份で再会できるなんて素敵なサプライズでした。
九份には『阿柑姨芋圓』という有名な芋圓のお店があります。私も以前食べました。その時の記事は⇒こちら
食べ比べた感想としては、今回の『賴阿婆芋圓』が好きです。芋圓が濃厚なこと、何よりも、お豆さん煮込み方が懐かしくて、手作り感をストレートに感じるのです。
賴阿婆芋圓
住所 瑞芳區基山街147號
営業時間 9:00~18:00
もう一軒、九份の美味しいもんを頂きます。紅糟肉圓(ホンツァオロウユェン)です。肉圓(バーワン)はサツマイモ粉や片栗粉などから作られた皮で、豚肉・しいたけ・筍などで作った餡を包み、油で揚げるか蒸し、甘いタレをかけたもの。彰化の名物として有名せすよね。九份の紅糟肉圓は肉餡に紅麹を使った「紅糟肉圓」が有名です。
今回は、『金枝紅糟肉圓』というお店で「紅糟肉圓」を頂きます。
蒸された紅糟肉圓が店頭に並びます。紅麹で赤くなった餡が見えます。どんな味なのか期待は高まります。
肉圓を低温の油でじっくり揚げてゆきます。
紅糟肉圓の登場です
食べやすいようにはさみで4等分に切り目を入れてくれてます。
もっちもっちでプルンプルンの皮の中には、餡がぎっしり
紅麹を使ったお肉も登場。
紅麹の風味が効いたお肉はとっても柔らかくておいしい。皮のぷにゅぷにゅ感が甘いタレと絡んで絶妙な美味しさになります。そして何ともいえない台湾独特な風味もあり、とても美味しいです。絶対日本で食べられない本場の味です。ペロリと1個食べ、もう1個食べたい衝動に駆られました。きっとまた九份に来たら食べると思います。
金枝紅糟肉圓
住所 台湾新北瑞芳區基山街112號
営業時間 9:00~20:00
基山街には美味しそうなお店が沢山あります。小沐が買ったおやつはこちら
薄焼きのおせんべいです。海苔味を選んだシブイ小沐。もちろん、私にも分けてくれました。パリパリで海苔の風味が効いて美味しかったです。
美味しいもんをぎょ~さん食べたら、夕日を見に行きます。何処で見れば綺麗な夕日が見れるのか?ガイドブックに載ってない路地を登ってゆきます。
続きは次回に… 。