20度目の台湾旅行 2日目③陽明山國家公園へ | J'aime・・・

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私の好きな台湾、五月天、そして宝塚。
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20度目の台湾旅行 2016年12月29日~2017年1月2日 2日目

12月30日その③の始まりです音符♪

 美味しいランチの後は、陽明山へドライブですドライブ。。陽明山は、台北市中心部から北に20キロほどのところにある広大な國家公園です公園。たくさんのハイキングルートや温泉があります。

 陽明山、行ってみたかった場所なので、Sさんのご両親にお誘い頂いた時は本当に嬉しかったです幸せ。台湾の行きたい場所へ行ける幸せと、そのきっかけとなったご縁に驚くと共に、心から感謝しています。

 

 お父様の車は、賑やかな台北市内を抜け、中国建築のクラシカルな美を留めている台北圓山飯店の近くも通ります。赤い柱と 金色の瓦の雄壮な外観、中国伝統芸術の結集ともいえる宮殿のようなホテル。いつかはここに来てみたい…、そんな憧れの溜息もちゃんとキャッチしてくれるお母様。「一起去!!」(一緒に行きましょう)の嬉しい言葉を頂きましたカナヘイハート。初対面で緊張したのは、ほんの短い時間だけ。ご家族と一緒のドライブは本当に楽しくて居心地良いです。もう何年も前からのお知り合いの様な気持ちになります。不思議です。これもお人柄ゆえなのでしょうね。台湾の人って本当に人懐っこくて温かい…。小春日和のお日様のようにポカポカしているy’s

 

 車が文化大學陽明山キャンパスにさしかかったときには、台北市内が一望できる高さまで登っていました。とても見晴らしが良い景色が続きます。ここからさらに登ります。目指すは陽明山の西側に位置する二子坪という火山窪地。急こう配のカーブは、六甲山ドライビングコースを走ってる錯覚になるほど似ています。車窓の景色も六甲山で見る景色に似ていました。でも、途中から温泉地をもつ陽明山ならではの景色に変わります。遥か山々は霧でかすむ、そして剥きだした岩肌からは煙が登り、強烈な硫黄の匂いが漂います。ここが温泉地であることを見せつけられます。雄々しさ、力強さを感じます。ちょっとワクワクしますね。

 

 約1時間のドライブ、到着したのが二子坪の駐車場。

「二子坪」についてはこちらを参考にしてください

コチラ  コチラ  コチラ

http://japanese.ymsnp.gov.tw/index.php?option=com_tourmap&view=tourmap&id=36&gp=0&Itemid=643

 

IMG_20170108_124931812.jpg 標高817mの二子坪。もの凄く寒い!!手袋、マフラー必要ですよ!!霧雨も降ってて傘も必要です。何よりも冷たくて強い風が吹いてるのに驚きです風 風

 

 

IMG_20170108_124934361.jpg 全長約1.7㌔の二子坪歩道をハイキングです。道路は舗装されていてとても歩きやすいです。途中には休憩できる椅子もたくさんあり、ご老人や子供たちにも優しい造りです。私の住む関西ではあまり見かけない植物もあり、とても楽しい散策です。子供心になって腕白に冒険する気分です。歩いているうちに霧雨や風の強さもなくなり、二子坪に到着した時の寒さもいつの間にか緩みました。

 

 

IMG_20170108_124932440.jpg こんな歩道も歩きます。ここは、亜熱帯と温帯の間に属するため、植物の種類がとても豊富です。台湾本島最南端の岬:鵝鑾鼻(がらんび)で見た植物にも出会えました。

 

 

 

IMG_20170108_125311407.jpg 遠くの山にかかった雲や霧がとても秀麗です。ここが二子坪。池にはお玉じゃくしも泳いでました。自然満載です。

 

 

IMG_20170108_124933533.jpg 自然がいっぱいの二子坪。台湾って自然が豊かな国なのですね。

 

 

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IMG_20170108_132553199.jpg 青空も見えてきて天気の変わりやすさを感じます。

 

 

二子坪ってこんな所です。

 台北市政府観光伝播局 サイトよりお借りした画像。ハイキング以外に、蝶や鳥の観察、登山、風景観賞、植物観察など自然が満喫できる場所です。季節やお天気ごとにいろんな顔を見せてくれる場所。また来てみたいですね。

 

二子坪を後にし、次に訪れたのが「陽明書屋」。蒋介石が国内外の来客をもてなしたり、妻・宋美齡と共に避暑地として過ごした建物です。

「陽明書屋」についてはこちらを参考にしてください

コチラ  コチラ  コチラ

http://japanese.ymsnp.gov.tw/index.php?option=com_tourmap&view=tourmap&id=34&gp=0&Itemid=641

 

 残念ですが、開館時間は16時30分まで。到着が16時だったこと、個人参観は決められた時間にガイドと共にまわるため今回は見学できませんでした。エントランスには陽明書屋周辺の模型が展示されていました。それでも、陸軍の制服がユニフォームという陽明書屋職員のおじさんが丁寧に色んなことを説明してくれました。私にとっては、教科書で学んだ蒋介石、書物や映画で知った華麗で波乱に富んだ宋家三姉妹の三女宋美齡を現実の人物として感じる良い機会となりました。ただ、陽明書屋に来た時から感じた不気味な空気、霊感のない私が感じたスピリチュアルな感覚に恐れを感じています。あの時代にはりめぐらされた陰謀と策略、罪なき人々が流した血と涙を感じるのです。

 

 大自然に囲まれたとても楽しい陽明山散策でした。陽明山には花時計や公園などがまだまだたくさんあります。「あそこへも行こう、ここへも行こう」、お母様はたくさん提案くださいました。行けなかったところがたくさんありますが、「下次我們一起去」(次の機会に私たちは一緒に行きましょう)の言葉を嬉しく思っています。

 

 時間は17時。台北市内に戻って来ました。辺りは真っ暗です。次回はまた…。