世間は武道館でもちきりの今日この頃、かなり遅れを取っていますが、『17度目の台湾旅行 2016年8月13日~15日』、五月天 Just Rock It 2016 高雄無限放大版演唱會、第2日目8月14日のレポの始まりです。「今さら高雄?」何て言わず、最後までお付き合いくださいませ
始まりの曲は、勿論これ、「Do You Ever Shine?」(中國語ver)!!でもね~、中國語ver、まだ耳慣れなくて~。メロディーに文字数がしっくり合ってない気もする。
「三個傻瓜」
「你不是真正的快樂」
「為愛而生」
そして、昨日と違う2曲が入ります。
「孫悟空」
これこれ、この曲来なきゃね。
私、この曲で覚えた単語もたくさんあるんです。「耳朵 ěr・duo」とかね。この時の阿信の表情、歌い方は凄く好き。
そして大好きなフレーズ「記得找我 我的好朋友」、
凄く友情を感じます。信じているからこそ相手にいえる言葉ですね。
「生命有一種絕對」
この曲、これは胸が張り裂けそうで…。生で聴けるなんてこんな感動はありません。「不要走 請不要走」(行かないで)なんて阿信に言われたら…気絶してしまう。
阿信の歌も勿論好き。でも、昨年発売されたアルバム「女也herstory with Mayday 」で曲婉婷さんが歌う「生命有一種絕對」も良いのです。秋の夜長、眠る前に聴くと…、遥か昔に失なった乙女心に灯が燈ります…。
ここからは昨日と同じ曲が続きます。
「永遠的永遠」
「終結孤單」
歌いながら、その曲と共に過ごした時代を思い出します。私は初めてこの曲のMV見た時の120%臺灣な光景に度肝を抜かされたこと、昨年夏に訳詞をした時のことを思い出します。五月天と共に人生を歩んだ迷達が思い出す時代や光景も人ぞれぞれ。みんなどんな人生をこの曲と共に過ごしたのでしょうか?時を戻すことは出来ませんが、この曲がリリースされた時代に五月天を知っていたかったです。
「軋車」!
世運の上空はこんな感じだったようです。この素晴らしい藍
蒼
青
、これがまさに五月天演唱會。うひゃ~、すごい眺め。いつか大金持ちになったら、五月天演唱會の日に自家用ヘリ飛ばして空中散歩したるねん
。
「離開地球表面」
この曲は、やはりJump ですよね。いつも素晴らしいJunpを魅せてくれる石頭に釘づけですが、今回は反対側だったので残念。でも怪獸も男前で素敵でした。
そして石頭ソロ、何度聴いても惚れ惚れです。
続く瑪莎の ピアノソロに驚く
「最重要的小事」
昨夜のアンコール曲がここへきたか~。この曲、作詞は阿信、作曲は瑪莎。とても素敵な曲です。歌詞の内容は、阿信のありのままの恋愛観、人生観を感じます。「君のために何かをしてあげたい」「1杯のジュースを買ってあげたい」「ハローキティーの袋を持ってあげたい」「全身で君を守る」。ずっとスーパースターでありつづけた阿信、こんな戀愛が出来てるといいね。阿信にはこんな戀愛をしていて欲しいのです。そしてこの曲を瑪莎が切々と歌い上げると、奥様へのラブソングにも聞こえ、こっちまでドキドキします。瑪莎、ありがとう。
舞台は『魔幻大餐卓』、あのパーティーの場面です。
歌う曲目は
「知足」
「瘋狂世界」
「笑忘歌」
この場面は、ステージも客席も座ってくつろげます。私の視線は阿信に釘づけ。昨日はミネラルウォーターのキャップの開け方に注目しましたが、今日はオーダーする時の仕草に注目です。私達も何か飲み物を持って来て欲しい時、コップで飲むようなゼスチャーしますよね。阿信もそんな仕草で頼んでました。ステージや画像、動画で見る阿信とは違う日常の「素」の阿信にホッとします。
汗の拭き方も個性的。瑪莎はタオルドライしてるのか状態で髪の毛をガンガン拭きまくります。おまけにタオルで髪の毛を包み込んじゃうし~。荒々しくて男らしい~。瑪莎がやるから許せるけど、家で誰かにこれされると…「飛び散るやん
」とブーイングでしょうね
。阿信はというと、顔の汗をぬぐう時も、ゴシゴシしませんよ。タオルで軽くタッチするのみ。汗を拭くというより、タオルに汗を吸収させているという感じ。繊細なんですね。そして、もみあげ(?)部分を直してばっかり。かなり気になるの??
今回のトークのターゲットは石頭。こんな会話が展開されます。(
より)
五月天石頭:五月天有句名言「可以坐就不要站,可以躺就不要坐」,我們很想躺著唱。
四月天:你躺阿!你現在躺!...
(怪獸上前餵小管,冠佑餵花枝丸,阿信幫忙搧風)
石頭は客席に「立たなくっていいよ、座ってて。座らなくっていいよ、よこになって。僕らはよこになって歌いたいんだ~」(年寄りかい!!)ってみたいに言ったようです。昨夜の立ちっぱなしのライブを気遣っての発言でしょうか?ステージでよこになった(メンバーによこにならされたんだったかな?)石頭、他のメンバーから「あ~んして」って串刺しの揚げ物みたいなのを食べさせてもらってると思いきや…、どんどん口の中に突っ込まれて、どえらい状態になってました。阿信はそんな石頭を扇いで揚げたりと大忙し。子供みたいにはしゃぐ彼ら、仲良くて本当に素敵。私は、トークの内容がほとんど分かりません。もっと自分の力で理解したいな…。
ここから曲目が2曲変わります
「盛夏光年」
この曲を聴くと、MVを思い出さずにいらない。2006年公開の台湾映画「盛夏光年」(邦題:花蓮の夏)の主題歌です。映画は見たことがないのですが、凄く重たい印象があるのです。確かに思い…。でも、この曲を歌う時の阿信の真剣な眼差し、マイクの持ち方凄く好きです。
「你說那C和弦就是…」
がらっとかわって、やんちゃな音楽好き5人組の歌。昨日のアンコールの曲がここにも来ました。なんだか不思議な気分。「玩音樂」、これこそまさに五月天ワールド。私達も「玩音樂」、つまり「音楽で遊ぶ」のです。五月天の遊びに混ぜてもらった気分です。
「頑固」
この曲、聴けば聴くほど張り巡らせた伏線を感じます。歌詞に込められた阿信の思い…。私達への応援歌のようにも聞こえますが、阿信自身の中にある「頑固」への応援歌であり、「分かってくれよ、僕の頑固を…」といってるようにも感じます。(歌詞の意味を理解していない、語学がないので理解できない私の「何となく感じた」思いです)
「乾杯」
「將軍令」
「入陣曲」
この勇ましい曲の並びは本当に素敵。
「我不願讓你一個人」
「勇敢」
勿論、台湾語。この曲を歌う時の阿信の落ち着いた様子、真剣な眼差しが凄く好き。ぞくぞくするほど男前なんです。凄く台湾を感じるこの曲、阿信の伝えたいものがたくさん詰まっている曲だと思います。
「任意門」
これが、またまた感動。メンバーが出会ったときの様子、初めての大安公園音楽堂でのライブ、怪獸が弁護士という爸爸と同じ道に進むことを諦め、音楽を選んだこと、怪獸媽媽のこと、台北のこと、色んなところでライブしたこと、そして鳥巢(北京オリンピックスタジアム:鳥の巣)までの長い道のり…、これはまさに五月天の歴史。怪獸の目が涙で濡れてたように見えたんですが…。もう、感動で私はぐちゃぐちゃに泣けてきました。頭の中ももぐちゃぐちゃ、心もぐちゃぐちゃ、その上涙でぐちゃぐちゃ。どえらいことになりました。この曲は、単に五月天ヒストリーの曲ではないと思っています。「原点」を見ている曲にも感じます。
ラストはこの曲…
「人生海海」
感動です。言葉がなくてごめんなさい。皆さんにこの思い伝えたいのですが、言葉がないのです。本当にごめんなさい。どうかこの思いを、生の五月天演唱會で感じて頂けたら本当に嬉しいのです。
昨日よりも、アンコールのまでの時間が間は長かった気がします。会場の様子をカメラがとらえスクリーンに映し出されます。みんな声がかれても「安可、安可」の連呼です。だって帰りたくないもん、終わって欲しくないもん。
安可1(アンコール1)
「派對動物」
この曲、だんだんと渋いと思えるようになりました。
「傷心的人別聽慢歌」
どうしてもGLAYのTERU顔が浮かんでくるこの曲。日本語曲で入ったものだからあの歌詞のイメージが払拭できない。原曲の方が俄然良いのに損した気分。TERU、ゴメン。
「好好」(想把你寫成一首歌)
これ…、本当に良い曲。みなさん、聴きました??とても温かく優しく、そして懐かしい。まだの方、最新アルバム「自傳」買って聴くべきです!!
「如果我們不曾相遇」
五月天に感謝したくなる曲。五月天のために歌って、彼らと出会えた事への感謝を伝えたい。
「溫柔」
もう最高潮の瞬間。漆黒の夜空に舞い上がる白い蝶。本当に幻想的で、とても綺麗。この瞬間のためにここにいる…、そう言っても過言ではないのです。
安可2(アンコール2)
「後來的我們」
「突然好想你」
「兄弟」
「人生有限公司」
「OAOA」
昨日よりも更に体力の限界に挑戦って感じです。もうどうなってもいい!!全力で歌います。
安可3(アンコール3)
「憨人」
やはりこの曲必要です!
安可4(アンコール4)
そして、ついにラストは…
「戀愛ING 」
これでもかの「戀愛ING 」。ホントに最後だと予想がつくので、歌って跳ねて楽しんで来ました。
今日は花媽こと陳菊高雄市長も演唱會に参加です。
スクリーンにも花媽の笑顔が映し出されます。会場からの花媽コール
。これは凄かった~
。五月天の高雄演唱會にはなくてはならない人物です。花媽の暖かい笑顔、そして仕事においては力強い闘志。女性として憧れます。花媽の、そして高雄市のますますの発展を願わずにはいられません。
花媽、いいな~
この画像、マジマジ見ると面白い。衣装、フォーマルなのかそうでないのか??、靴も個性的。瑪莎の着こなし、モデルみたいでセンス抜群。石頭、えらい着こんでますな~。でも素敵。冠祐、全てに人柄の良さが出ている。この顔の向きが良い。怪獸はロックしてる~。腕に巻いた黒いのが気になる。演奏中は落ちて来ないのか?邪魔にならないのか??阿信、小学生の「気をつけ~
」みたいだ。可愛い~
。そう言えば、花媽がいつも首に巻いてるスカーフ、これは高雄の植物を使って染色しているものかもしれません。高雄市立歴史博物館へ行ったとき、花媽のスカーフによく似たものが特産物コーナーに展示されてました。違ってたらごめんなさい。
台湾では「ポケモンGO」が大人気
私は、ゲームをしないので、全く分かりません。この日のトークもポケモン関連で盛り上がってました。客席からもポケモン関連グッズが飛んできます。すっごく楽しそうな阿信と怪獸です。
昨日との大きな違い…、個人的には阿信の表情かなと思ってます。阿信の一瞬の表情がデビュー当時の表情に見えたんです。そう、あの若い頃のあの顔なんです。何度もそう見えた場面がありました。何でかな??
2016年6月17日 阿信
五月天 Just Rock It !
[ 緊急加場 ] 8/13&14 高雄世運放大版
1. 讓每個人的夏天都有五月天,加場釋出10萬張門票。
2. 讓愛與音樂傳得更遠,和你們一起捐1500萬元作為公益用途。...
我們夏天見 !
ハイ、その通り、五月天の愛と私達の愛が音楽を通してみんなの幸せを願うのです。1500萬元が高雄社會局、陽光基金會と高雄市社會局に寄付されます。高雄市民でも、台湾人でもないけれど、「うぉ~~~っ!!」てテンション上がりまくりました
。マジ、高雄市民になろうと思った一瞬です。さぁ、kei 、高雄市民に…、なる??
終演後…灯りがともされた会場は悲しい。本当に終わったんだ。
終っちゃったよ~
この日を忘れない…2016 08/14 KAOHSIUNG
あぁ~
本当に終った~~~。
演唱會あとは、お友達二人と花道近くで集合。私達の表情は、大満足にも見える、いやいや、燃え尽きて魂が抜けきった様にも、はたまた、生きる糧を失った戸惑いにも見える…。複雑でしたね。(でも今は大丈夫、武道館という目標が出来ましたから)
世運を知り尽くすお友達の案内で、少し遠回りになる出口から出てみました。ここ、穴場です。お手洗いはガラガラ、並ばずに入れます。あっ!ウエットティッシュ、ポケットティシュお忘れなくね。
そして、最後の最後にやってくれました。感動のシーンです。
スタッフの皆さんが「再見!!」と列をなしてお見送り。
こ、こんなのあり??ありえへん感動です。えええっ!!何この光景は…。もう立ちすくむしかありません。
「再見!」「再見!」が飛び交う出口。
スタッフさんや、観客の素晴らしい笑顔をお見せできないのが残念です。本当に感動したハートフルな場面でした。全てのスタッフの皆さまに心から感謝です。ありがとうございました。
高雄に住む台湾朋友Yunaちゃんはネット配信された情報を見て「1日目は暖かいライブで2日目は面白いライブでしたね。ふたつの違ったライブに参加できてよかったですね」と言ってくれました。まさにその通り。本当に楽しいライブでした。体力的にはもうへとへと。私、お年頃ですからね~。でも、言葉には語りつくせない感動で頭も心もぐちゃぐちゃに幸せです
。大きな感動と、生きる喜びを与えてくれた五月天と高雄に感謝です。
これで、2日間の演唱會レポは終わります。五月天は、いつも私達に勇気と愛をくれます。人生の選択に悩んだとき、挫けそうなとき、悔しくて唇をかんだとき、握りしめた拳の持って行き場がなかったときに…。そう、もちろん幸せを感じる時、友の笑顔や家族の笑顔、仲間の笑顔が愛おしいときも彼らの音楽はその喜びを更に高みへと深めてくれます。彼らの音楽は私達の人生そのもの、心の代弁者であり、ナビゲターなのです。私の人生のなかに五月天があること、五月天を通して出会った友、語った時間があることを幸せに思います。我が人生に悔いなし…、今この時を五月天と共に生きてゆけることに幸せを感じています。そして、これからも五月天とともに…と思っています。支えられた私たちが、五月天を支えるというと大それた表現ですが、五月天が五月天らしく活動できるよう、メンバー個々がその人らしく生きてゆけるよう支持してゆきたいと思います。
最後まで読んで下さりありがとうございます。
※記事内の画像は相信音樂國際股份有限公司・五月天・陳菊 (花媽)高雄 市長よりお借りしました。