3日目、今回の旅も残す所あと数時間。朝早くから動きます。
何度見ても感動は変わらない。高雄捷運 （KMRT）美麗島站の光之穹頂（The Dome of Light）。2014年には世界で最も美しい地下鉄駅の2位に輝きました
。（1位はどこ？？手ぬるい検索では出て来ませんでした）
今日は橘線（オレンジライン）で高雄市文化中心まで行きます。美麗島站からは二つ目。
3番出口から地上に上がる壁に描かれているのはバレエのイラスト
。意表をついたアートな演出に心踊る。台北、高雄のMRT站って、とってもお洒落で芸術レベル高いんです。
地上に上がると、こんな自然豊かな緑が広がります。
春まだ浅い高雄の朝はとっても静かで日差しが優しいです。
影絵紙芝居をモチーフにしたものがたくさん飾られている。とても繊細で綺麗。どんな物語なのか？？果て無き空想が広がる
高雄市文化中心、「文化中心」の名の通り「カルチャーセンター」です。京劇やコンサート、展覧会が行われています。ご近所の方にとっては憩いの場所のようです。
図書館もある
。
お～、広々～。都会のオアシス
。
もしも都会に住むことがあるなら（多分ないでしょう）、ご近所にこんな公園があることは必須条件。休みの日には絶対に早朝ウォーキングするでしょう。
建物は不思議な構造。真ん中が抜けてるようになっている。
ダンス、太極拳など思い思いに体を動かす方々
。健康的で素晴らしい。
お散歩は続きます。
バス停にあるのは…
滅火器（Fire EX）。滅火器、私はあまりよく知りません。ただ、2014年の太陽花學運
で、学生からの依頼により作られた台湾語曲『島嶼天光』は何度か聴いたことがあります。地鳴りを感じる勇ましい曲です。「加油台灣！」と叫びたくなります。滅火器、2000年に結成された高雄出身のバンドです。2016年には日本デビューも果たしアルバム『REBORN』を発表。6月13日には東京でライブも行われました。滅火器か…、色んなことに余裕が出来たら聞いてみようと思います。
滅火器といえば、私は当日生中継を見ていたこちらの動画の方が記憶にあります
。
2016年5月20日《蔡英文總統就職大典》滅火器樂團演唱
「向前行」 「島嶼天光全程」
「向前行」台灣ロック界の先駆け的存在であり、現在も音楽、映像の世界で活躍を 続けている林強（リン・チャン）の代表作です。台湾語のこの曲、台湾ロックバンドも多くカバーしています。もちろん五月天も歌ってます。
私が初めて聞いた五月天バージョンの「向前行」 は
1/1 Brave New Kaohsiung「NEW!再創新高迎新」演唱會LIVE の時（2015年1月1日）
2：03：30から始まります。阿信の台湾語トークに台湾語歌、これがまたいい
。
さて、話を戻しましょう。
高雄文化中心のすぐお隣にあるのが、國立高雄師範大學。
お～、重厚な正門。
今朝はここでお花見です
。
なぜか、フツーに入れてしまった國立高雄師範大學。本当に入って良かったのか？？フツーに入れた台灣の大学、これも私の台湾の不思議のひとつ。まぁ、入れたからいいか～
。
國立高雄師範大學 のキャンパスでは、ピンクトランペットツリーが咲き誇っています
。高雄に住まれるヒミコさんからの情報です。
本当に綺麗
。
キャンパスの中はひっそり。この日は台灣の連休なんです。
日本の桜に似ているけど違う。
ピンクトランペットツリー： Pink trumpet tree。
熱帯性の落葉樹で 亜熱帯から熱帯に植えられているそうです。
近くで見ると、名前の由来が分かります。お花はトランペット型。
ほらね。こっちの方がよく分かる
。
國立高雄師範大學の學生になったつもりでキャンパスを歩く。ちょっと快感
。
とても静かな空間の中で、ゆっくりお花見ができました。さて、高雄捷運 （KMRT）で戻るのも良いですが、地下を走るので景色が見えないのが残念。バスで美麗島方面へ戻れないかとウロウロしてみます。ありましたありました～
。「52」のバスに乗ると戻れそうです。
今度は、高雄市民になったつもりでバスに乗ります。
今度来た時は何処へ行こうかな？そんな下見を兼ねてのバス旅も楽しいです。この「52」のバスは、中山一路の中央公園站前、そして美麗站前に止り、そのまま高雄站に行きます。とても便利なバスでした。何だかラッキーな気分です
。
お花見の後は、私の高雄恒例行事。三鳳宮詣。高雄に来れたお礼と、これまた次回に繋ぐたくさんのお願い事をしに出かけます。時刻は9時ちょうど。14時フライトまでのわずかな時間も貪欲に旅します。
では、続きはまた今度～
。