初めての台湾 2012年9月5日~7日 2日目 その1 万華を歩く | J'aime・・・

J'aime・・・

私の好きな台湾、五月天、そして宝塚。
好きなものに囲まれた日常の出来事を書き留めていきます。

 私の朝は早い!!旅に出てたら、早朝の街を散歩したりジョギングしたくなる走る人。今日は、5時に目が覚めた目。お部屋のみんなは、まだ夢の中・・・。そ~っと起きて、レセプションへ行く。

レセプションから眺める早朝の台北車站。思った以上に人の往来がある。台湾の朝は早いと聞いたけど本当のようです。レセプションのPCのスイッチをOnにしパソコン、台北市内のお天気チェック晴れ雷くもり。「所により雷雨」ってあるけど、いったい何処よ~っはてなマークはてなマークと、叫びたくなる。次は、天気予報のほかに、知りたい情報を検索する。日本のニュースや出来事はあえて見ない。日本を離れている時間を大切にしたいから・・・。

 レセプションでは、思いがけない出会いがあります。今日出会ったのは、神戸から来られた男性。温泉が大好きで、台湾の秘湯巡りに何度も足を運ばれているとか。神戸ということで、三宮で有名な台湾料理の店「丸玉食堂」ラーメンの話で盛り上がりました音譜。この方、今日の午前便で帰路に着かれるとか・・・。「よかったらどうぞ。僕、2冊持ってるから」と、台鉄の時刻表をくれました。いっぱい書き込みしてる時刻表。ありがたく頂きました。いつか、この時刻表を使い、ガイドブックに載ってない街や村に降り、気の向くまま、足の向くままの旅をしてみたいです。


 さて、出発です。6時半くらいに出たけど、すでに暑い晴れ。台北の9月の暑さは侮れない・・・あせる。まずはゲストハウスの二二八平和記念公園へクローバー。台北の朝、公園へ行くと、太極拳や体操をしている元気な方に出会えると聞いたのだけど・・・、ううううっ、お見かけしなかった。ちょっと遅かった??残念しょぼん


 今日、目指すのは、龍山寺。西門の武昌二段(映画館通り)を歩いてみた。台湾ドラマでもよく登場するお馴染みの通り。「なるほど、こうなってるのね~」と、確かめるように歩いてゆく。昼間や夜は賑わう通りだけどラブラブ、今は誰もいない静かな通り。昼とは違う淋しさを垣間見る汗

 武昌二段(映画館通り)から康定路をどんどん南下。早い時間だけど、交通量は多い。バイクのお兄ちゃん、お姉ちゃんの勢い、すごいわ~自転車自転車。どんどん歩いて、貴陽街二段に出る走る人。この辺りは万華といわれている。情緒あふれる通りが多く、大正期の煉瓦造りの店舗が並んでます。

昨日歩いた華やかな台北とは違う顔が見えます。

 J'aime・・・-朝市 青山宮近く こんな朝市にも遭遇します

 
 途中で、青山宮という1854年に建立された廟に立ち寄りました。戦国時代の孫権の将軍張滾が祀られています。張滾は、「青山王」「霊安尊王」と称され、疫病を鎮める力があったそうですクラッカー。共に祀られているのは謝必安、范無救という将軍神像です。台湾の神様・・・すごくデカイです。胴体に比べると顔の比率がまたまたデカイ。お顔の色も黒かったり、睨んだり目つきも鋭く、凄みが半端じゃない叫び。だから、ちょっと怖くて写真が撮れませんでした(神様、ゴメンナサイしょぼん)。
 青山宮から龍山寺は、西園路一段を南下してすぐそこでした。この西園路も面白い。バイクを修理するお店ドリルでは、いろんな工具が見れます。別名仏具店街といわれるので、中秋節前の仏具店は、とても華やかでした音譜。山のような紙のお札お金、家の模型、赤や金の飾り物、見てるだけですごく楽しいし、その国のご先祖様への思いや風習を感じることが出来ます。こんな体験をするには、歩くこと走る人を、おススメします。私の場合は、歩きすぎですが・・・。だから、まだ龍山寺に到達しない・・・・むかっ

 龍山寺、ここは、台湾で最も有名な寺院。1738年に創建され、約270年。台湾の人々の信仰のよりどころです。龍山寺に限らず、台湾の寺廟は神様と仏様が一緒に祭られている「神仏混希淆」です。ちゃんとお参りしたいから、「お参りの仕方」をメモしてきました。入り口で、お参りセット(大きなロウソクと、7本の長~いお線香)を買って、三拝(神様の前では、お線香を頭の上に掲げ、三回頭を下げる)しながら前殿・本殿・後殿の順番で廻ります。。お参りしながら、台湾ドラマでよくあるシーンだ・・・と、ドラマの一場面を回想しちゃいました。例えば、「負犬女王」シュアン:楊謹華(シェリル・ヤン)のお母さん:林秀(リン・シュウメイ)さんが拝んでいたり・・・。他の役でも林秀美(リン・シュウメイ)さんは、よく拝んでますニコニコ。それはさておき、私もお祈りしました。まずは、氏名、生年月日、住所をしっかり伝えます。そうでないと神様は、誰の願い事が忘れちゃうそうです。次に、しっかりお願い事をします。私は「アレと、コレと、ソレと、次に、その次は、最後に、もう一つ追加で・・・。と、沢山お願いしてきました。後日談ですが、帰国後、職場の仲間から「台湾行って変わったはてなマーク何か吹っ切れたはてなマーク台湾効果ってそんなにすごいのはてなマークといわれました音譜。台湾行く前は、仕事でゴタゴタがあり、どん底でしたダウン。そんな私を救ってくれたのは、台湾の神様仏様のようですアップアップ。お礼参りに行かなくっちゃ音譜
早朝にもかかわらず、龍山寺は、信者の方や、参拝者で賑わってます。お経を唱える声も大合唱のように響き渡ってます。この賑やかさは、お線香の煙や香りと混ざり、不思議と心が落ち着くのです。熱心に参拝する方々の姿は神々しく美しいものでした。
龍山寺を後にし、来た通りを戻ります。同じ通りだと面白くないので、適当に曲がります。そんな中見つけたのがこのお店大川永和豆漿大王

J'aime・・・-大川永和豆漿大王


J'aime・・・-大川永和豆漿大王 店内
↑水煎包の湯気と香りが食欲を刺激します


J'aime・・・-豆漿(美味すぎ!)と緑豆包
豆漿と緑豆包


J'aime・・・-緑豆包の中身はこんな感じ
緑豆包の中はこんな感じ音譜

 好吃~っ!! このひと言に尽きます!!初めての豆漿は、とても濃厚で臭みがなく、ゴクゴク飲めます。好吃~っ!!なんて素敵な言葉でしょう!!冷たい豆漿を頼んだので、渇いたのども喜んでます音譜。この味、嵌ります。緑豆包(たぶんそうだと・・・メニューが分からず適当に注文したのでちょっと自信なし)は、フカフカで、モッチモチ~。具にもしっかり味がついてて、ホント好吃~っ!!です。これで合計50元くらい。150円??台湾で暮らしたい・・・。

 朝ごはんを食べ、お腹も心も幸せになり、またまた歩きます走る人。もう、適当です。とにかく適当に歩いて、街並みや、軒先、商店を物色します。バスの広告を見てるだけでも楽しい。知ってる台湾明星を見かけたらテンションアップです。 そんな風に歩きながら、総統府が見える所まで戻ってきました。次は、ここへ行きます。


 総統府、今も昔も台湾の中枢です。日本統治時代の、1919年に完成した赤レンガのバロック様式、5階建ての建物です。ここは、平日の午前中に1階のみが無料開放されてます。パスポートが必要なので忘れなように~。入り口では、簡単な荷物チェックがあります。国ごとというか言語ごとにグループを分けられ、その言語が喋れるボランティアさんについて回ります。もちろん私は日本語グループ。10名くらいの人が集まりました。この見学コースでは、台北や台湾の歴史が良く分かります。原住民の歴史、漢民族の移住、オランダの支配、そして19世紀末からの日本統治、中華民国の時代、そして目覚ましい経済発展を遂げている現在の台湾。ボランティアさんは、流暢な日本語で、写真や展示品の説明をしてくれました。台湾の歴史、特に第二次世界大戦後の中国との関係は良く分からない部分があります。機会を見つけて勉強したいです。ただ、残念なのは、こんなに近く、親日家が多い台湾、東北大震災の時は、一番に救助隊を送ってくれ、多額の義捐金を送ってくれた台湾。そんな台湾と日本の間に正式な国交が結ばれてないことです。政治や国交は、難しい・・・。大切なのは、国民レベルで、感謝し助け合う関係を大切にすることだと思う。そんなことを感じながら、、、またまたフラフラ寄り道しつつ、一旦、アジトであるストハウスに戻った


 早朝からの活動だったので、アジトで休憩後、今度は、中山路を散策します。続きは、また後日。