本記事を読まれる前に、このプランのコンセプトを記載してますのでご覧ください。
第三弾は和歌山県(2日間)の旅行プランです。
和歌山県内でのアクセスがよくなく、2日間をかけて和歌山県ベスト2と100名城と続100名城を中心に巡るプランです。
メインの4つの山城
・和歌山県ベスト2:①安宅八幡山城(日置八幡山城)、②手取城
・100名城:③和歌山城
・続100名城:④新宮城
■1泊2日旅行プラン ※祝土日ダイヤで記載、一人でも宿泊OK
※旅行は3日間で、3日目は三重県松坂市のお城観光で、文末に追加しました。
1日目
JR和歌山駅8:00~8:30発→徒歩22分→和歌山城(大手門→二の丸→中門跡→岡口門→松の丸→天守閣→本丸御殿跡→西の丸庭園→わかやま歴史館→砂の丸北→砂の丸南→不明門跡)→徒歩41分※→弥勒寺山城(雑賀孫市が信長軍を撃退)→徒歩17分→雑賀城→徒歩29分※→紀三井寺→庭のパン屋さん(昼食)→JR紀三井寺駅(ホームに椅子がありパンを食べました。人はいませんでした。)12:01発→(御坊駅乗継)→JR和佐駅13:22着→徒歩37分→手取城(東の丸→本丸→二の丸→西の丸)→徒歩37分→JR和佐駅15:42発→JR紀伊田辺駅16:18着→田辺駅バス16:32発(明光バス12白浜田辺線)→白浜バスセンター17:13着→徒歩1分→紀州・白浜温泉むさし
※パスでも移動可能
2日目
紀州・白浜温泉むさし7:40分発→徒歩1分→白浜バスセンター7:44発→白浜駅7:57着→JR白浜駅8:04発→JR紀伊日置(きいひき)駅→徒歩→八幡山城→徒歩→安宅氏居館→徒歩→JR紀伊日置駅11:16発→JR串本駅12:09着→昼食(うすかわ饅頭儀平本店など)→JR串本駅13:05発→JR新宮駅14:17着→徒歩12分→新宮城→徒歩8分→新宮市立歴史民族資料館(続100名城スタンプ)&阿須賀神社→他に熊野速玉大社・神倉神社など→夕食:徐福寿司駅前店→新宮駅
さて、行程を詳しく説明します。
お城情報は次をご覧ください。移動や食事などについて説明いたします。
JR和歌山駅8:00~8:30発→徒歩22分→和歌山城
和歌山城は次のルートで見学されると効率がいいです。
大手門→二の丸→中門跡→岡口門→松の丸→天守閣→本丸御殿跡→西の丸庭園→わかやま歴史館→砂の丸※北→砂の丸南→不明門跡
※砂の丸は以前、砂丘があったために名づけられました。ここに鳥取砂丘より大きかったとのことで驚きです
わかやま歴史館はシアタールームでの「よみがえる和歌山城」が楽しかったです。
以下がVR映像です。
-------------------能楽------------------------
あと入口前にビデオが流れており、無料で見れます。
そこで気になったのでは能楽「石橋」が流れていたのです。
筆者は能楽が好きで、大阪城天守閣復興90周年記念で、「石橋」を大阪城野外公演(2021年10月)を鑑賞してました。
あれっ、和歌山城でも「石橋!?」と思いましたのでまとめてみました。
能楽は足利義満、観阿弥、世阿弥によって広まりましたが、戦国時代もあり、廃れていきました。
しかし、天下統一を果たした豊臣秀吉は能楽にずっぽりはまったしまい、正室ねねに「能で忙しい」と便りを送ってます。
秀吉は主役を演じるだけでなく、演目まで作ってます
タイトルが面白い!ズバリ
『明智討』
他にも『北条』、『柴田』で、やはりこれらの勝利が嬉しかったということですね。
秀吉の能好きの影響があってか、徳川家康も好きでした。
二代将軍徳川秀忠も能楽が好きで、忘れ去られた能『石橋』を復活させました。
初代紀伊藩主徳川頼宣も秀忠以上の能好きで、「お兄さん(秀忠)に負けてたまるかぁ~」ってことで、頼宣も『石橋』も復活させました。
頼宣藩主が自ら復曲を手がけ、選ばれた能役者だけが舞うことを許された「秘曲」とされ、八代将軍・吉宗の時代には継承者が途絶えそうになりましたが、吉宗がお抱えの能楽者・徳田隣忠に継承を命じたとされています。
これは紀伊藩の自慢だったんでしょうね。
それから時が経ち、また忘れ去られ、和歌山市はその復活プロジェクトを立ち上げ、2016年に人間国宝がシテ(主役)で公演されました。
和歌山市の徳川頼宣愛を感じますね。
話はかなり長くなりましたが、このわかやま歴史館内でその一部が観れます!
歌舞伎は、能楽を一般大衆向けにつくりかえ、ビジネス要素を持ちつつ、時代にあわせ変化しています。
茶道も千利休の作法をベースにビジネス化された伝統芸能に変わっていきます。
しかし、能は足利義満の時代から基い本は変わらず、ずっと継承しつづけている世界最古の舞台芸術で、狂言とともに2008年ユネスコの無形文化遺産に登録されています。
能楽が今もつづいているのは豊臣秀吉のおかげかもしれないです。
日本人なら、能の素晴らしさを知っていただきたいと思い、能楽について書きました。
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和歌山城不明門跡を出て西にいくとすぐに吉宗像があります。
和歌山城→徒歩41分※→弥勒寺山城(雑賀孫市が信長軍を撃退)
弥勒寺山城→徒歩17分→雑賀城
雑賀城→徒歩29分→紀三井寺
紀三井寺→庭のパン屋さん(昼食)
このパンはめちゃおいしかったです
若い女性二人が店内におられ、パンを手作りされてました
パンやさんから徒歩1分で、JR紀三井寺駅に着きます。
電車を待っている時間はホームにある椅子がありパンを食べました。人はいませんでした。
12:01発→(御坊駅乗継)→JR和佐駅13:32着→徒歩37分→手取城
手取城の見学ルートを参考に記載します。
東の丸→本丸→二の丸→西の丸
手取城→徒歩37分→JR和佐駅15:42発→JR紀伊田辺駅16:18着→田辺駅バス16:32発(明光バス12白浜田辺線)→白浜バスセンター17:13着→徒歩1分→紀州・白浜温泉むさし
白浜温泉は、千三百余年の歴史を誇り、有馬、道後と並ぶ日本三古湯の一つです。
宿は白浜で唯一2種類の源泉が愉しめる旅館で、日本の夕陽の宿・百選に選ばれ、夕日を特別な空間で眺めるできる露天風呂があります。
これから2日目です。
紀州・白浜温泉むさし7:40分発→徒歩1分→白浜バスセンター7:44発→白浜駅7:57着
白浜駅は名物パンダチェアがありました。
JR白浜駅8:04発→JR紀伊日置(きいひき)駅8:24着→徒歩→八幡山城
登山口は安宅八幡宮をすぎたところに案内板があります。
八幡山城→徒歩→安宅本城跡(畑のみで眺める程度です)
→JR紀伊日置駅11:16発→JR串本駅12:09着→昼食(うすかわ饅頭儀平本店など)
他に串本駅周辺では、料理萬口、とり勝などです。
JR串本駅13:05発→JR新宮駅14:17着
途中の景色はきれいです。
新宮駅→徒歩12分→新宮城
新宮城→徒歩8分→新宮市立歴史民族資料館(続100名城スタンプ)&阿須賀神社
阿須賀神社は世界遺産で、社伝によれば紀元前423年の孝昭天皇の代に創建され、秦の始皇帝の命(不老不死の薬入手)を受け渡来した徐福一行が上陸したのが阿須賀神社の建立地と伝えられています。
その他の観光先 両方とも世界遺産です。
神倉神社は、熊野大神が熊野三山として祀られる以前に一番最初に降臨された聖地です。天ノ磐盾という峻崖の上にあり、熊野古道中の古道といわれる五百数十段の仰ぎ見るような自然石の石段を登りつめた所に御神体のゴトビキ岩があります。
夕食は徐福寿司駅前店が超オススメです
以上、すべてオリジナルで作成しました。
皆さん、いかがだったでしょうか。
【おまけ】
以前、行ってよかったところは一升びんもあります。
宿は駅前でとても安い「松坂シティホテル」に泊まりました。
翌朝、午後から雨予報でしたので、予定変更次のように変更しました。
・大河内城
・上の近くの脇谷城&泉ヶ久保城
※脇谷城&泉ヶ久保城は尾根づたいにありますが、周遊したところ獣柵で外にでるのが大変でしたのでおすすめできないです。
・松坂城
・松坂市立歴史民族資料館(100名城スタンプ)
・本居宣長記念館
・昼食:松坂の名店「前島食堂」にしました。
以下、詳細情報
大河内城は次を見てください。
最近、孤独のグルメでは2021年絶景絶品・年忘れロードムービー 松阪名物の鶏焼肉ということで紹介されました。
おすすめは若鶏です!あとせせりを頼みました。一皿ワインコイン以下で値段も安い
今回、紹介しました山城は次を見てください。
他に山城情報たくさんの次の記事もご覧ください!
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ブータンの光と影シリーズ ~ブータンは本当に幸せか?~
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