人を思うとき、
仕事をつくるとき、
仕事をするとき。
気持ちも、言葉も、態度も、時間も、手間も、ケチらず惜しまず笑、
大切なものをちゃんと大切にしていこうって改めて思います
それは自分という存在を大切に扱うということでもある。
そこに理由も条件もないのよね。
岡本敏子 『岡本太郎が、いる』より抜粋
あとから考えてみれば、私も愛されていたのだとわかる。
しかし私はそれを求めていなかった。
彼がどう思っているだろうかとか、私に対して、気持ちはどのくらいとか、そんな推し量るようなこと、考えたこともない。おかしいだろうか。
そのくらい阿呆だったとしても、そのくらい一途で、ひたむき、無条件だったとも言える。また逆に言えば、そのくらい手放しで、自然だったとも言えるのかもしれない。
とにかく、私はやるだけ。私のままで。このまんま、ありったけ。
私はそういう人間であって、それ以外にはあり得ないのだから、仕方がない。