幻想斬り士「若林」氏のブログから出会った「ハルモニア」
ハルモニアって、聞いたことないでしょ??
ちなみに、若林さんのブログはこちら。
http://blog.livedoor.jp/dragon931/
ハルモニアについて、書かれている。分かりやすい。
http://blog.livedoor.jp/dragon931/archives/2009-07.html?p=2#20090704
若林さんは、私たちはみな、あらゆる幻想の中で生きている、その幻想を斬った時、ただ「あるものがある」「今できることをやる」というようなシンプルな、ありのままの自分として生きることができる、として日々セッションに明け暮れています。
仕事の関係でご縁を頂き、私も数回お世話になりましたが、非常~に面白いセッションなので、ご興味ある方にはおすすめいたします。
ちなみにご本人は、ただの太ったおじさんです笑。
もう、ほんと、何から何まで、勝手な思い込みの中で私たちは生きていますね。
例えばまだ起こってもいないこと、経験していないことを、まさに今経験しているかのように不安になったり怒ったり泣いたり想像したりする訳です。
そしてそれに振り回される。ブンブンと、ぐるぐると、めっちゃ影響されるのです。
勝手に人に期待したり、答えを求めたり、それが得られないことで落ち込んだり責めたり。
そりゃ~勝手に色々やります。それが人というもの、と言えばそうなのですが、目覚めていくプロセスはとても
興味深いです。
目覚めたら、幸せなことしかなくて何もかも思い通り、とか、そういう魔法ではありません。
ただ、淡々と、日々の現実があり、そこに集中して対応していく、というしかありません。
あらゆる思い込みがどこから来ているものなのか、非常に現実的で覚醒されたアプローチで明確に気づかせてくれます。
現実的なアプローチ、というのが私の好みです☆
さて、前置きが長くなりました。
「ハルモニア」は、この幻想斬りと同じことを、音を出す、耳を開く、というところから経験することができます。
経験したからといって、何か素晴らしい人生が待っているとか、そういうものではありませんが、いかに、
自分が「なにも聞いていない」か、がよく分かりました。
何しろ、たったひとつ「あ」と出すだけでも、既に自分には色んな概念や構えがあり、狭い箱の中に入っているような状況だということがわかるのです。
その箱の中に入った状態なので、聞こえているあらゆる音が、発している全てのコトバが、当然ゆがんでいるのです。勝手な解釈や期待や意図をもって、無意識に相手をコントロールしようとしていたりするのです。
ハルモニアボイスには、あらゆる意図がありません。
そして、すばらしいハーモニーを奏でます。なんじゃこりゃ、という音です。
色即是空・空即是色、と言いますが、まさにそういう禅問答のような、瞬間瞬間に真新しく誕生する、
ただそこにある、という音です。
先生いわく、私の良いところは、最初は構えていたけど、とても素直であるところ、らしい。
初回でここまで経験できる人は珍しい、との事。
へえ。
意図のない音には、柔らかな喜びがあります。
そして、実はあまり記憶がありません。何しろ意図がないので、手ごたえもなく、掴みにくい。
あれ?どうやったんだっけ??というようなもんです。
できてる、と言われ、嬉しく、素直に「ありがとうございます」と受け取る。
で、ここで調子に乗ったりすると、とたんに違う音になるのです笑。
おもしろい~~!!
うまく説明できていませんが、ご興味のある方は行ってみられるといいかと思います。