【今年一番の 変な夢】



あれは忘れもしない


某月某日の明け方に見た夢






私はピーマン! 私はピーマン!




と叫んだ自分の声で起きた


冷蔵庫のピーマンの、その存在を訴える強い思いが


私に言わせたのだろうか






その朝、お弁当には


ピーマンの天麩羅を作って入れた



優しい私は


ピーマンに衣を着せてあげたのだ


さぞかし暖かかったことだろうと思う