【読書】六人の嘘つきな大学生(浅倉秋成)&スタバ☕ | みにもも

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本日の読書感想文

六人の嘘つきな大学生

浅倉秋成


あらすじ📖 

IT企業「スピラリンクス」の最終選考に残った波多野祥吾は、他の五人の学生とともに一ヵ月で最高のチームを作り上げるという課題に挑むことに。うまくいけば六人全員に内定が出るはずが、突如「六人の中から内定者を一人選ぶ」ことに最終課題が変更される。内定をかけた議論が進む中、発見された六通の封筒。そこには「●●は人殺し」という告発文が入っていたーー六人の「嘘」は何か。伏線の襲撃者が仕掛ける究極の心理戦!

(表紙裏より)


心に残った言葉💙 

p.38 月ーー地球からは絶対に裏側が見えないって。それを聞いてから、意味もなく考えちゃうんだよね。月の裏側ってどんなふうなんだろうって。


p.53 腑に落ちないことばかりであったが、それでもやがて反論する気持ちが究極的には消失してしまうのは、僕らが社会のことなど本質的に何も理解していないただの『就活生』であり、相手にしているのが日本で最も先鋭的でトリッキーなスピラリンクスという会社であったからだ。


p.84 本当、嘘ばっかりついてたよ、あの当時は。どこまで嘘つけるかって勝負してるとこあったよな、正直。


p.106 就活期は思うに、最上の混乱期だったよ。自分のことを知らなきゃなんて言って本屋に駆け込んで、自己分析の本を買うんだからね。


p.127 それにしても、就活って今考えてみても、本当にキモかったよね。え? 思わない? 私、死ぬほど不愉快だったな……。


p.171 あんなに無意味な時間って無かったと思うよーー就活。


p.293 確実にいい人を選ぶということが、まったくもって不可能であるから。


p.310 月の裏側に大きなクレーターがあることを知った途端に、まったく関係のなかったはずの表側に対する印象も書き換えてしまったのだ。


p.311 一面だけを見て人を判断することほど、愚かなことはきっとないのだ。


感想✨ 

2022年(第19回)本屋大賞第5位。

どんでん返しに続くどんでん返しで、登場人物のイメージが二転三転していくのが面白かった。

人は誰でも表には出さない秘密を抱えていると思う。

一面だけを見て人を判断するのは、怖いと思った。

また最初から読み直してみたい。




  今日のスタバ☕😌✨


コーヒー抹茶クリームフラペチーノ S

+アーモンドミルクに変更(55円)

+ホワイトモカシロップに変更

+チョコレートチップ追加(55円)

+チョコレートソース追加