鉄装飾家artist の岡本祐季です。
 
 
ご無沙汰しております。
メインのエキサイトブログはかなり更新していますのでよろしければぜひご覧ください!
blogを21日連続UPするチャレンジもしています^^
 
 
 
 
 

コロナウイルスが世界中に蔓延していていつ収束されるかわからない日々ですよね。。
この先を考えるとやはり不安がとても多いです。

 

そんな中で私が今できるとしたら

何ができるのかな

何が喜んでいただけるのかな。

 

と考えた時、

あ!フライパンがある!

 


と思い浮かびました。



実は、昨年10月頃からこっそりと友人たちに向けてフライパンを作っていました。

 

 

 
 

友達向けのこっそりだったはずが、、

広島の一部で「ゆきぱん」と言う名でじわじわ反響をいただいて

欲しい!とおっしゃってくださる方がとても多くなりました。
ちなみに「ゆきぱん」は友達が名付けてくれました^^

 

 

 

私のwebshopにも岡本友紀フライパンと言う検索ワードで来てくださる方もいるぐらいでした。

(販売はしていないのですが)

 

 

 

 

友人たちには販売したらいいのに!!と言っていただいていたのですが

私にとっては「想い出の品」なので、ずっと一般販売するのはどうしようか迷っていたのです。

 

 

 

 

でも、

「美味しいは、嬉しい。」

 

ですよね。

 

 

 

 

今の時期だからこそ、

じんわりとした美味しさに繋がるモノが

お手元に届くのはもしかしたら嬉しいかも?と思い

個数限定で制作販売をしようと決めました。

 

 

 

 

 

 

・ゆきぱんがどんなフライパンかというと?

 

フライパンはこぶりで18cmぐらい。

ふちの高さも低くて1.5cm〜2cmの平べったい感じです。

少しいびつで無骨な雰囲気です。

無骨でシンプルなのに、どこかかわいい^^

フライパンはシンプルな形が好きなので

装飾的な部分を排除しています^^

とてもシンプルで溶接や継いでいる部分がないです。

※手作りなのでちょびっとカタカタします。

(あまり気にならないような程度だとは思います)

ふちの高さが低いのは焼くことをメインで考えて作っているからですが

炒めることも可能です。

ただちょっとコツと根気と気合がいりますw ご注意ください。

 

 

 

 

 

普通のフライパンは薄いですが、私の作るフライパンは結構ゴツくて重いです。

普通の市販のフライパンはかなり薄いので、ごついものは鋳物が多いです。

鋳物って何?何が違うの?って思われる方もいるかも?ですが、

鋳物は液体状になった煮えたつ鉄を型に流し込んで作るものです。

わかりやすいのをあげると、スキレットなどが鋳物です。

私が作るのは無垢の鉄を叩いて作る鍛造と言われるものです^^

 

 

 

 

 

フライパンを作るきっかけは10数年前に遡ります。

 

 

私がアシスタント時代、私の師匠がレストランやカフェをされていて

その時にソーセージや焼き野菜などは師匠の作ったフライパンで焼いて出していたのです。

 

それがとても美味しくて!!

無垢の鉄で作ったフライパンで焼くと

こんなに味が違うんだ!と

20代前半の私は

とてもとても!感動したのですよっ!!!

 

なので独立してから「想い出の品」として自分用に作りました。

 

 

形はもちろん私のオリジナルです。

平べったいフライパンなんてほどんどみたことがないですw

 

 

 

 

 

 

私の家に遊びに来た友達がそのフライパンを見て

欲しい欲しいと長年(10年以上も!)言い続けてくれていたのですが、

私は

作品じゃないし、想い出の品だから…ってずっと作っていなかったのです。

友達が長年欲しい欲しいと言ってくれているのに💦

 

 

 

ふと去年の9月末に長年欲しい欲しいと繰り返し言ってくれている友達がいるのに

なんで私は作っていないんだろう?

欲しいって言ってくれるのに。。それも10年以上も。

 

 

 

なので欲しいと言ってた友達のお祝いで作ることを決めました。

それなら友達向けで欲しいと言ってくれる人がいたら

 

個数まとめて作ろうかと思って昨年10月からこっそり作り始めました^^

 

 

 

 

大きさ的にはちょっと肉焼いたり(サイコロステーキ的な?)、

 

ソーセージ焼いたり、お野菜焼いたりするのに適した大きさです。

目玉焼きがあれほど美味しく焼けるのはない!と思ってます!

裏がカリッと焼けて、黄身がトロッと焼けちゃいます^^

 

 

 
 

 

 

お野菜やお肉、ソーセージも普通のフライパンで焼くよりかな~りふっくらプリンと焼けて美味しくなります。
お肉も味がかなーーーーり違います。
先日私は豚肉の厚切りを普通に焼いてその味に驚きました。
安いアメリカ製の400gで400円のブロック肉がですよ?!
そして、もうひとつ はっきり言うと匂いからして違っていました。
とても美味しかったです!

 

 


 

 

ポトフにお肉やソーセージを入れる前にフライパンで焼いてから入れると
ポトフのお肉の味がかなり変わります^^
私はポトフにいれるのが特にお気に入りです^^
(お肉の写真はまた載せますね!)

オーブンで焼くのもおすすめです!
ふっくらジューシーに焼けます^^
写真は友人が美味しく焼けたよー!と撮ってくれたハンバーグ。
肉汁の具合もたまりません!

 

 

 

 

 

そしてですね!
とってもわかりやすいのがパンです!!

カンパーニュやパン・ド・ミ(食パン)も
フライパンでパンを焼くとトースターとの味と全く違います!
特に冷凍しているパンを焼いた時、びっくりしました。
パン・ド・ミ(食パン)がふわトロになりました。
これは本当に試して欲しい〜!!
(注:弱火)

 

 

 

 

 

 

   

なに?これ!!!味が違う!
と飲食店経営の友人や料理家の友人たちからも絶賛されています^^

 

本当にもいろいろ試して焼いてみてください!
味に感動しますよ!

(個人の感想ですので、全ての方に当てはまるかは言えないことをご了承くださいませね)

 

 

 

・何故そんなに味が違うのか。

 

恐らく、何度も火に入れて何度も叩いて鍛えているからだと思います。

鉄を焼いて叩いていることで炭素量が変わると言われているのでその関係かな?と。
一般に売られているフライパンは基本的にプレスなので、焼いて叩くなどの工程がないのです。
私は力がやはり少ないので焼く時間も長いし、何度も何度も叩くことが必要です。
なので余計にそうなるのかもしれないです。
科学的根拠は私的にはよくわからないのですが(すみません)
試してみていただければわかるのではないかな?と思っています。
(しつこいですが私個人(&私の友人たちの感想)ですので
全ての方に当てはまるかとは言えません。ご了承くださいませ)

 

 

 

大きさ的にたくさん焼けるものではないので、ちょこっと焼くのに使いたいな~とか
テーブルにそのまま出すのにとってもいい感じです。
BBQにもおすすめです^^

 

 

 

 

 

作った最後に高温でオリーブオイルで焼き〆をしてかなり油は染み込ませてお届けいたしますので
最初の油を染み込ませる作業は不要です^_^
(使い始めに焦げ付きが気になる場合は野菜くずなどを油炒めして油をなじませてくださいね)

 

 

フライパンはお家にたくさんあるご家庭が多いとは思いますが
ご興味頂きましたみなさま、この機会にぜひいかがでしょうか?✨

 

 

 

大切な想い出の品なので、長年作らなかったけど、
何の気持ちの変化か、

あの時の感動をお伝えしたいなーとふと思って作り始めたフライパンです。

 

 

とにかくめちゃ美味しく焼けます。はっきり言って自慢です✨

 

お家に篭る必要のある今、

ぜひ鉄のフライパンで焼く楽しみと美味しさを

皆様のお手元にお届けできるととても嬉しいです。

 

 

 

 

 

 

 

鉄製品ですので、水分にはご注意くださいませ。

水分がついて放置されると錆び付く原因になります。

 

 


 

 

 

こちらのフライパンはご予約注文(前払い)でご依頼を承ります。


 

金額は
フライパン:約18φ 21,000円(tax別:tax込み23,100円)

 

 

 

 

 

 

 

みなさまのご依頼を楽しみにしてお待ちしております。

 

ラフォルジュロンデコラシオン岡本祐季