新都心の蓮には、ちょっと出遅れてしまい

もう殆どが枯れていました。
(本文とは関係無く、サムネイル対策の画像に

過ぎません)



今の職場は、意地悪な人はいなくて


概ね皆、私に対して好意的で(概ね)


髪の色も服装も自由に出来て(多分、私は


自由にやり過ぎ)



県内の主要な施設やお店が近隣にあって


自宅からバスで1本で通うことが出来て


(一時間に1本だけど)


仕事内容の他は、申し分ないのです。



其処に甘んじて今までやってきたけど、

仕事内容については、やっぱり

やりたいことではないのです。



今回のモヤモヤ→契約更新なしの顛末は

それが形になっただけ、ということ。


もしこのまま契約が続いて、派遣契約期間が

満了になる時に「無期雇用で」となったら

(ならないのですが。事情が複雑なのですが

私の雇用契約は、そういう経路はないのです)

有り難くはあるけれど、私にも、これまでに

勉強してきたことや、培ってきたキャリアが

あって、それを捨てることはしたくない

という思いがあるのです。



そう思うと、今回のことは結果的には

進歩的な1歩なのかもしれない、と思えます。

思うことにしたと言うか、

そう思わないとやっていられない

というのもありますが、「今あるものを

手放さないと欲しいものは手に入らない」

とも気付きました。


良いタイミングなのかどうかは

まだ分かりませんが、少なくとも今の

タイミングで解雇にならなかったら、

気付けなかったことがあって、

それに気付くことが出来たのは、

このタイミングで解雇になったから

なのです。

だから全ては今より良くなるように

出来ているのです。そうに決まってる。



先日、席替えがあって…と言うか空調直撃が

限界で、私だけ無理矢理、席を変えてもらって

苦手だった正社員男子氏の隣から

やっと逃れて、若手非正規技術職男子君

(既婚子持ち)の隣席になって正直、今が一番

楽しいので「もう少しこのままで居たい

(けど、非正規技術職君は、技術職員なので

殆ど社内にいないし、来週から外仕事で

直行直帰になるから結局空席)」と思って

しまいます。まあ2ヵ月間だけでも、今の席に

なって良かった…隣、しばらくいないけど。



退職に対して、少し前向きになることが

出来たのは、隣の班の非正規研究職男子君の

お蔭(?)でもあります。


彼は勉強してきたことの延長線上にある


仕事をしているけど、悩んでいる…という


話を非正規技術職君から聞きました。


非正規研究職君は大所帯班の一員です。




どこの会社もそうだと思いますが


今の職場は、正規職員と非正規職員の


待遇の差が、えげつないのです。

 

隣班は若手研究職男子が大勢いるのですが

正規職員は1人だけ、他は非正規職員です。

正規職員君と非正規職員君達には学歴には

それ程の差はありません。

 でも、収入に大きく差があるし、待遇にも

当然、大きな差があります。

そしていくら頑張っても、正規雇用になる

道はありません。中途採用試験を受けるのみ

ですが、そうなると沖縄採用ではなく

全国採用になるので、沖縄特有の今の仕事を

続けることはできません。



仕事上の責任は正規職員君の方が当然重い

けど、仕事上の能力にはおそらく、それ程の

差はありません。



彼等はとても仲が良いけど、同じレベルの

仕事をしているのに待遇に差があるのを

目の当たりにすると、「やってられっか」と

なるのは当たり前だと思う。


有期雇用で交通費すら満額は支給されない私

と比べたら、非正規研究職君や

非正規技術職君は、無期雇用だし、

普段の収入も当然多いし


3年毎にリフレッシュ休暇5日間を貰えるし

資格取得の報奨金もあるのだけど、

報奨金は微々たるもので正規職員の

数分の一だし

賞与はないし、昇給もありません。

そりゃ「やってられっか」よね。



心の支え課長は、そういうのを分かっていて

「会社の非正規飼い殺し体質は永久に

変わらないから、早いとこ逃げた方が良い」と

若手非正規職員達には言っていて、

部署の撤退が決まった時、退職予定だった

非正規技術職君を引き止めなかったのも

「この会社で非正規で働いても未来には

繋がらない」という意味だったのに

うちの上司が「あの部署の仕事を

分かっている人間が全員いなくなるのは

会社が困る」と引き止めて辞めさせなく

しちゃったから、非正規のまま残留で、

雇用形態が変わったから収入は上がったけど

結局は飼い殺しのまま。

殆どの正規職員は、そこに何の疑問もなくて

いやむしろ「つべこべ言わず低賃金で

道具として働け」と思っている気がします。

少なくとも私の現パートナー正社員男子氏は

私に対して(と言うか私のポジションに

対して)そういう考えのようだと

明らかになったし。

元から少し苦手だったけど、「信用出来ない

人間」にランクアップしました。



話が反れてしまったけど、なぜ非正規研究職君

のお蔭で退職に対して、少し前向きになること

が出来たのかと言うと、

辞めるのは(彼は「辞めたい」の段階だけど)

私一人だけじゃないと思ったから。



今回、話題に上がった非正規研究職君は

有能で要領が良くて、全てをそつなくこなす

パーフェクト男子です。

仕事以外でも、明るくてスタイリッシュで

超絶美人の恋人がいて、完全なる“陽キャ”。


人生に悩みなんかないだろー(¬_¬)と

思っていた彼も、仕事の待遇で悩んでいる

と知って、今の会社の待遇に不満があるのは

自分だけじゃないんだと知って、気持ちが

少し救われました。