本日の投稿は、若干、BOCAにとっては不名誉なことですが、皆さんの学びの機会になると思ったので、あえてご紹介したいと思います。
もう既にご存知かもしれませんが、先日、BOCAのトップチームはクラブの南米王者を決めるリベルタドーレス杯の準決勝の2ndレグで、アウェイで対戦したサントスに0-3で敗れてしまいました。
試合ですので、時には勝つことあれば、負けることもある。それは、仕方がないことです。
しかし、試合後アルゼンチンでは、今回のBOCAトップチームの敗北の結果よりも、このサントス戦でのBOCAイレブンの「試合に挑む姿勢」に対して、あるファンが試合のワンシーンを動画にアップしたことにより、ボケンセたちの怒りが爆発し、SNSで大炎上してしまいました。
その動画がコチラです↓↓↓
このワンシーンは、試合後半のBOCAが既にサントスに3失点許してしまった後のワンシーンなのですが、皆さんは何故、ボケンセ達がこの動画に激怒しているかおわかりでしょうか?
まず、この動画では、BOCAはサントスからボールを奪い、守備から攻撃へのトランジッション(切り替え)の状況にいます。試合の中で「守備から攻撃」、「攻撃から守備」へと切り替える場面というのは、素早く行うのが基本。しかも、相手に0-3で負けている状況であればなおさらです。
しかし、ご覧いただいた通り、この動画のBOCAの選手たちは、攻守の切り替えを素早く行うどころか、歩いてしまっています。
プロとは言え、BOCAの選手たちも人間です。自分達が思うようにいかず、フラストレーションがたまってしまうこともあるでしょう。
しかし、どんな試合でもBOCAのエンブレムをつけ試合に出ている以上、自分達を支えてくれている数多くのボケンセたちの想いや、クラブの歴史を背負って戦いに挑まなければなりません。たとえ、試合に負けていたとしても、「最後まで諦めず戦い切る」そういう姿勢を見せない選手をボケンセたちが自分達の代表として認めることはできないのです。
※過去に字幕を入れた動画で、ボケンセたちの想いが良くわかる動画があるので、是非コチラもご覧ください「ボンボネーラが話した日」:
ましてや、輝かしい歴史を持ち、熱狂的なインチャ(サポーター)を持つBOCAとなればなおさら。
だから、今、多くのボケンセたちが最も怒りを感じているのは、この試合の結果よりも、試合に挑んだ時の選手達の姿勢。そして、あらためてBOCAでプレーするということがどういう意味を持つのか?選手たちに思い出して欲しいと、アルゼンチンが生んだ伝説的プレイヤーであり、生涯BOCAを愛し続けた「ディエゴ・マラドーナ」が残した言葉をBOCAのトップチームに対して発信しています。
そのディエゴの残した言葉というのがコチラ:
【BOCAでプレーするということ(by ディエゴ・マラドーナ)】
「BOCAのユニフォームは誰でも着れるわけじゃない。俺は数多くの名門クラブでプレーした。しかし、どれ一つBOCAと比較になるクラブは存在しない。あのナポリでさえ、BOCAの情熱には勝つことはできない。BOCAの青と黄金のユニフォームは、それだけ重いものなんだ。だから、BOCAのユニフォームを着るということは、他のどのユニフォームを着ることよりも大変なんだ。だからこそ、BOCAのユニフォームを身にまとう選手というのは、普通以上のものを持っていないといけない。プラスαの力を引き出せなければダメなんだ」
もちろん、この試合に向けて必死に努力してきた選手たちが最も悔しい想いをしていることは間違いないと思います。過ぎてしまったことは仕方がないし、大切なのは、これからです。
しかし、やはりこういう辛い時こそ、自分達BOCAの原点を思い出すことはとても大切です。きっと、選手たちが一番わかってるでしょうし、この経験をまた次に繋げてくれると信じています。
そして、ここ日本でBOCAのユニフォームを身にまとう、BOCAのスクール生たちにも、是非、このディエゴの言葉を胸に今後どんな試練にも、勝者のメンタリティで最後まで戦い切れる選手に育ってもらいたいと願っています。
俺たちはBOCA。これからも自分達の夢に向かって、全力で突き進もう!
Vamos x Mas!!!
ボカ・ジュニアーズ日本支部
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