中絶、同性婚でカトリック教徒の見解分かれる
カトリックの関連機関「コロンブスの騎士」がこのほど発表した信者を対象にした世論調査によると、中絶と同性愛結婚問題で、信仰を実践しているカトリック教徒と不熱心なカトリック教徒では見解が大きく分かれていることが明らかになった。
世論調査では教会に月2回以上通う信者を「信仰を実践している」熱心なカトリック教徒、それ以下しか教会に通わない信者を「信仰を実践していない」不熱心なカトリック教徒の2つのグループに分けた。
同性愛結婚については、「信仰を実践している」信者は75%が反対、「信仰を実践していない」信者は54%が反対の立場を表明した。
中絶問題で“プロチョイス”(中絶賛成派)の立場を表明したのは、「信仰を実践視していない」信者が65%であったのに反し、「信仰を実践している」信者は36%だった。
調査ではまた、プロチョイスで「信仰を実践していない」信者の中でも76%が中絶は厳しく制限されるべきだとし、“プロチョイス”という区別の仕方が、現状にそぐわないものであるとの調査関係者のコメントが付けられている。
しかし、「信仰を実践している」信者の間でも、60%が「経済問題」を米国が直面している最重要課題としている結果が出ている。
2つのグループとも、「道徳的建て直しが必要」との認識では、大多数が賛成している。
出典:世界日報