わたしは、過去付き合った人、良くしてくれた男の人に共通してやっていたことがあります。
それは、可哀想な自分を演出すること
可哀想な自分になれば自分に注目してもらえる、気にかけてもらえる、そう信じて疑っていませんでした。というより、気を引く方法をそれしか知らなかったのかもしれません。
愚痴を言うときも、自分が被害者でした。
あの人にあんなこと言われたから私は傷ついた!
彼氏がこんな事する!ありえない!ひどい!彼氏はおかしい!
被害者で居れば楽でした。彼氏がおかしいよ!彼女を傷つけるほうが悪いよ!
そう言ってもらえると一瞬だけでも楽になれました。
でも、結局被害者で居続ける選択をした私はずっと被害者でずっと傷つき続けることとなりました。
同じ出来事があったとしても、「傷つけられた」を選択するのもしないのも自分自身。
「自己責任」
という言葉があります。
まさにこの被害者意識とは逆の言葉です。
自己責任を知ることが出来たときから私は変わり始めました。
人のせい、をやめ、被害者になるのをやめ。
”すべての出来事は自分が選んでいるんだ”
”自分の選択が人生を作っているんだ”
そのことに本当の意味で気付けたときに目の前が開けた気がしました。
今まで傷つけられていたことも、自分が選んだんだ。
親に理不尽な仕打ちをされて苦しみ続けたことも、自分が選んだんだ。
そこから抜け出すこともできたのに、抜け出さないことを選んだんだ。
そう思えたとき、自分はより良い選択をしようと思うようになりました。
傷つけられたという選択より、そういうことをする人と関わらないという選択がずっと良い。
親に苦しめられるという選択よりも、その環境を抜け出す選択のほうがずっと良い。
何も自分のせいだと自分で抱え込むことではありません
自分の選択が人生を作るということを理解し責任を持つ、それが自己責任です。