何度も

何度も

死に損なった


「なんで たすけたの?」


答えはもらえなかった。


人としての尊厳

保たれない現実をずっと耐えていたら

生きるのがとても とてもしんどくなって。


体裁の為に死なないで居させられるなんて


まっぴら ごめんだ。

ぼくが

ぼくとして

いきられない ならば

そんなの

いないのと いっしょだよ。

せっかく

きみのきらいを ぜんぶ

なくしてあげようと してたのに。

きみはなにもいえない。

ぼくには なにもつたわらない。

人として生きれないから
せめて
人として 終わりたい。

それだけなのに。




死にたがっている 人達へ。

「死んじゃ駄目だよ!」

なんて

無責任な言葉は 邪魔だよね。

今にもほら 死んだ方がマシなのに
生を強要されてる人 たくさん。


死んだら悲しむフリ。

本当は


他人の事なんて 知った事ではないんだ。


己の正義感を 自己満足する為に他者に投げ付ける。

あなたは その 死にたがりを
責任もって 救えるの?

何もしてやれないなら

自己満足は 心の奥に 閉じ込めて。
自分の生を全うするんだ。

ああ 

今日も徒に 生きてしまった。