目的は日本のお祭りを見に行く事、と言ってもやはり2人で出かけるのでこれは初めてのデートとみなす。

 

今まで外国人とのデートや、待ち合わせをした時って、たいていみんな遅れてくる。わたしの知ってる範囲で女子も男子も。時間通りに来ることはまれで、待ち合わせ時間前に来ることなんて想像出来ないくらい!

 

で、その経験があったので、そのドイツ人彼も遅れて来るんだろうなぁと思いながら5分前に到着すると、、、

 

なんと、、

 

彼がいる!

 

時計を確認するも、やっぱり5分前!

 

約束時間前に来てるー!とかなり感動しました(笑)

 

やるじゃん、ドイツ人彼。

 

待ち合わせ場所から、お祭りの山車を見ることができるポイントまで歩いて向かったワケですが、ここで好感度が上がった出来事が1つありました。

話しながらアイコンタクトを取りながら歩いていたワケですが、なんともサンサンと照りつける太陽の陽射しが強くて、彼がサングラスを取り出しました。

 

 

そして一言、

I'm sorry to wear a sunglasses, I have an allergic

 

『サングラスかけるけどごめんね、アレルギーでさ』

 

と、非常に申し訳なさそうに言うんです。

ない。

ない。

ない!

 

 

今まで、サングラスをかける時に、断りの一言を言われたことはない!

この一言に、アイコンタクトしたいけど、目が弱くて(彼の目はヘーゼルナッツのような薄いブラウンの色なので、日本人より太陽の光に弱いのかしら?)、サングラスがないと不便なんだよ、という意味が込められていて、なんて優しいんだろう♪と見直したんです。

 

日本のお祭りが目的だとしても、とっても楽しみなデートになってきた!

 

と思って過ごしたその4時間後。

 

それじゃぁまたね!

でお別れしたワケですが、

ない。

ない。

ない!

 

お別れのハグがない~!

あれ?こんなんだっけ?

欧米人の別れ際ってこんなだっけ?

 

いや、友達同士でも、ハグはしたよなぁと帰りの道中首を傾げて思案する始末。

 

サングラスのくだりも、車道側を歩いてくれるところも優しさやほんのすこしの愛情(友情?)を感じたけど、わたしの錯覚だったのかしら⁈ と、色々思いを巡らすも、この日のデートで特にロマンチックな話も出ず、わたしに付き合っている彼氏がいるのかも質問がないところをみると、これはやはりデートではなく付き添いだったんだなと1日の最後に思ったのです。

 

あぁ〜残念。今後の希望を少なからず抱いていたわたしでしたが、ご縁がなかったんだなと思っていた夜中。

なんと彼からこんなメールが来ました!

つづく