いつの間にやら、ベビーシッターとして初めてお仕事を貰ってから丸1年が過ぎていました。
ベビーシッター2年生です。
はじめたばかりは民間資格しか持っていなかったため、対応年齢が6歳以上のスタートで、
実績も何も無いぺーぺー
×
6歳以上(ということは割と自立している年齢)
=
ほとんどお仕事が来ない(ノ*°▽°)ノ✩.*˚
という先行き不安な状態でした。
そんなド新人に、菩薩のようにお仕事という救いの手を差し伸べてくださった保護者様たち。
定期のお仕事で選んでくださった保護者様。
もんのすごーく、助けられました。
ありがたやございます(ノ_ _)ノ
知識は本で準備できても、経験だけは準備できない。
私が持っていけたのは、子供ラヴ愛してる可愛いヤバイ超可愛い!!!な健全なハートと、
テキストで得た僅かばかりの知識のみ。
“保育の仕事をしに行っている”
というよりも、
“経験を積ませて貰いに行っている”
という意味合いの方が強かったのを覚えています。
「これでお金貰っていいの…!?寧ろ私が勉強代を払わなきゃいけないんじゃ…!?」なんて毎回思ってました。
単発のご依頼もいくつかあれど、大多数は定期のご依頼(週1!!!)だけで回数を積んで、
25回だったか30回だったか。
会社で規定された対応年齢変更の回数を突破してすぐに、対応可能を6歳から3歳に引き下げました。
どっきどっきでした。
そりゃもうドッキドッキでした。
だってですよ、6歳と3歳じゃ大違いですよ。
心身が自立している6歳と、
イヤイヤ大魔神な3歳ですよ。
6歳以上を見ている時は、心のどこかで「まぁ自分のこと自分でできるじゃろ」
と安心している節がありました。
でも3歳ですよ。イヤイヤ唯我独尊大魔神たる3歳ですよ。
オムツがとれていたら天才(幸いにして努力して天才になっているおちびが多いです)、
座ってご飯を食べられたら奇跡(みんな歌って踊って遊び出す可愛い)、
実は眠たいくせに「ねないの!!」と不機嫌になる(そして泣きながらお昼寝する)、
な3歳ですよ。
ほっぺたぷくぷくまだまだ赤ちゃんな3歳ですよ。
「できるのか…!?」と緊張祭りでした。
実際、「ママじゃなきゃイヤー!」とお風呂拒否されるわ泣かれるわ、
「できるもん!ヤ!!やるのー!!!」と危険な所を歩こうとするわ、
そのくせ「みく先生バイバイよ」って言ったら拗ねるわ。
オロオロしているか、可愛さに悶絶しているか、精神は基本的にこの2択でした。
でもその経験のおかげで、今は、はじめましての3歳児でも然程オロオロせずに接することができるようになりました。
「こんなに可愛い子と遊んでるのにお金貰っていいのか貢ぐべきでは?」から
「こんなに可愛い子と一緒にいられてお金も頂けて保護者様の助けになれるなんて天国かな??」に思考もシフトしました。
ここまで来られたのも、
お仕事を頂き続けられるのも、
一重に手を差し伸べ続けてくださった保護者様方のおかげです。
心から感謝しております。
はてさて。
ベビーシッター2年生になりました。
気の緩みがちな今日この頃。
今向き合うべきは、
シッターとしてのマインドに続く自己対峙と、
目の前の小さな人間との歩き方。
その子にとって、
何がいちばん必要で、
何がやりたくて、
何を伸ばしたいか。
そして何をすべきでないと理解するか。
できるなら納得まで。
学んでいきます。
子供とわたしのために。