イイイヤッヒャッハアアアアア!!!

仕事!辞めましたああああ!!!!




…こほん。ンン"ッゲフンゲフン。




あ、どうも、仕事辞めました。





かれこれ4年半くらい、高級マンションの仕事に携わって来ました。


最初の2年は管理代行、

後の2年半はコンシェルジュ。




高級マンションといっても色々で、

月々十数万から借りられるお手軽(ですって!)物件から、

買うと数十億する最高級物件(台所が8畳あったりする。そんなに広くてどうするんだろう。)まで。

雲の上も様々でした。



マンションの中にプールがあったり、

談話室があったり、

共用のお庭でバーベキューやらキャンプができたり。


広々車寄せを通り抜けて、

明るくて何やら高価そうなオブジェなんかがあるフロントで「おかえりなさいませ、高藤様。お荷物が届いておりますので、後ほどポーターがお届けにあがります」と挨拶を受けて、

鍵がないと動いてくれないエレベーターに乗って帰ると、

メイドさんが作り置いてくれたお料理が待ってる。



こんな生活は2次元だけだと思ってました。


3次元にもあったんだ!ほんとうに!

自分で「高藤様」とか書いててゾワッとしたわ!




紹介を受けてご縁があったこの職場ですが、

普段の私の生活圏ではまず間違いなくかすりもしない世界でした。

ほんの少し生活のお手伝いをさせて頂いただけですが、

こうして垣間見れただけでも有り難いなー、と思います。



職場の先輩方や後輩達も(皆様一度それぞれの仕事を勤め上げたベテランなので、同年代は2人しかいませんでした。20代はかえって珍しいんですって)、

忙しい職場で本当に良くしてくださって。

第2第3のお母さんが増えたみたい。

小生意気なぺーぺーに親切にしてくださって本当にありがとうございます。


色んな居住者様がいらした中で2年半もコンシェルジュを続けられたのは、

間違いなく先輩方のおかげです。

誕生日プレゼントにピンクのシャチハタをくれたお姉さまもいました。しかもなんと髙の!旧字体!お守り!




…ンン"ッげふんげふん。ごほん。




さっき色んな居住者様って書きましたけど、

ほんとに色んな方々でした。


ひとくちに「お金持ち」って言っても

「金持ってるから周りが言うこと聞いて当たり前。このワタクシが分からないの?」って人と、

挨拶をきちんとして、下々の者にも温かい言葉遣いが出来る人と、

いやー。さまざま。



「実は今日で辞めるんです」とお伝えしたら、

お世辞でも、寂しがってくれる方々もいらっしゃる。

というか泣かれると思わんかった。

そんなに温かく思って下さって本当にありがとう。

ほんのちょびっとでもお仕えできてよかったな。















見ててつくづく分かるのが、

お金持ちだから良い人悪い人ってないんですよ。


お金と教養っていうのは選択肢を広げてくれるものというのがよく解る。




精神や世界の本質が水なら、

お金は火のよう。

教養は土。








とろろ、じゃなかった、ととろー。







終わってみると名残惜しい気もするけれど、

「もう一日やる?」って聞かれたら、


うんにゃ。

もういいや!