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アンデルセンの童話
「父さんのすることは、まちがいがない」
をご存知だろうか。
私は子どもたちが小さい頃、寝せつける前にいろんな本を読んだ。
日本昔話もあれば、アンパンマンもある。
アンデルセン、グリム、イソップ、他にもいろいろ読んだが、上の「父さんのすることは、まちがいがない」は、日本の教育を受けた私にはすんなり入ってこなかった。
なぜなら、父さん(夫)のすることは、周りの誰もが「やめておけ」と言うことで、「アイツはバカものだといわれるようなこと」だからだ。
父さんは大事なものを他の誰もが価値がないと思うものと交換してしまう。
母さん(妻)は、「父さんのすることは、まちがいがない」と一人信じて父さんを待っている。
最終的に父さんは周りに「必要がない」とバカにされた物を価値のあるものに変えて持ち帰る。
母さんは「やっぱり父さんのすることはまちがいがない」とニッコリするお話だ。
これは、一代で財を成した数々の成功者の話に似ている。
財を成す人は周りの意見に流されず、自分の道を信じて追求することで成功を手に入れるということなのかもしれない。
日本人はとかく周りに合わせることを小さい頃から強要される。
周りの意見を聞かずに意外な行動をするのはバカものとみなされる。
しかし、実際には同調圧力に負けず、自分の信念を持ってやり遂げたものに、幸運は舞い降りるということなのかもしれない。
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