枠連の買い方

馬連に続いて
昔からずっとありました
「枠連」についても見ていきます。


枠連を買うということは
滅多にない人も多いはず。


理由としては
３連系の導入
オッズの妙味なしという面で
大きくほかの種類に比べて
購入が少なくなっています。



枠連のメリットは
馬連を買いたくても難しくて買えない時に
枠に良い馬がかぶっていれば
点数が減るという点。
（パターン①）


そして馬連に買い目が集中している一方で
人気の盲点で枠連のほうが値段が付いていることもあります。
（パターン②）



そしてたまたま思っていたのと違う馬がきて
ラッキーだったというケースもあると言えます。
（パターン③）



パターン①の具体的な例を上げますと
２０１１年のジャパンカップを挙げます。


ブエナビスタが昨年のリベンジということで
メイチの仕上げをしていた。

そういった中で人気に象徴するかのように
３連系の軸はブエナビスタが中心。


そういった中で
注目は４枠と８枠

おそらく
４枠７番　ペルーサ　（３番人気）
４枠８番　ヴィクトワールピサ　（４番人気）

８枠１５番　エイシンフラッシュ　（５番人気）
８枠１６番　トーセンジョーダン　（６番人気）


ということで
枠連　１－４、８を買えば
馬連　２－７，８，１５，１６

ということも考えれば
点数が減るということはメリットでしょう。

もちろん配当が少なくなることも
考えられますが
その分厚く買えば問題ないかと思います。


枠だけでも競馬は出来るという面においては
枠連ということも選択肢の１つとして
言えるのではないかと思います。



結果
１着
１枠　２番　ブエナビスタ　（１番人気）

２着
８枠１６番　トーセンジョーダン


枠連　９７０円
馬連　２３００円


点数が半分になる分
枠連の値段が半額以下なのもわかるが
当たれば大丈夫ということを踏まえれば……



パターン②の例を挙げれば
２０１１年の朝日杯FSを挙げます。


１番人気はOP経験のない１番人気
アルフレード

このことに不安視する声もありました。
（自分は最終的に対抗評価）

でしたが
同枠には札幌２歳Sで
差がない３着のマイネルロブストがいました。


個人的にはこの馬は勝ちもあると評価し
３番手評価にしました。


そんな２枠での決着となりましたが
馬連は１５，２倍に対し
枠連は１６，６倍。


たかが１４０円しか違わないという声もあるでしょうが
値段を張れば張るほど
この差が大きくなります。


自分は馬連など基本的に
１０００円単位で賭けますので
この差が重要になります。



結果
１着
２枠　３番　アルフレード

２着
２枠　４番　マイネルロブスト


馬連　１５２０円
枠連　１６６０円




パターン③の例は
２０１１年　東京スポーツ杯２歳Sを挙げます。

１番人気は圧巻の人気の
ディープブリランテ　（７枠）

自分も自信の◎評価をしました。


２番人気は
リディルの弟のクラレント　（１枠）

３番人気は
新潟２歳S　２着
上がりに定評のあるジャスタウェイ　（８枠）



ということで
７枠から流せば少なくとも
プラスには持っていける保険みたいなものでした。



ですが結果を見れば
１番人気→１０番人気→１２番人気と
大荒れでした。

軒並み２ケタ人気の配当の中
１つだけ１ケタ人気の配当が枠連。


１０番人気のフジマサエンペラー　（８枠）


ジャスタウェイの人気の分
注目されていましたが
そのジャスタウェイも沈んでしまい
７－８の枠連が９，１倍と外すよりは
こっちの方が嬉しい買い目。


大きいのを当てる馬券師よりも
確実に当てる馬券師が偉いと思う自分にとっては
一見ショボい配当ですが
実に賢い買い方であるといえます。



結果
１着
７枠　１３番　ディープブリランテ　（１番人気）

２着
８枠　１５番　フジマサエンペラー　（１０番人気）


馬連　５９７０円
枠連　９１０円




以上が枠連の買い方であると思いますが
有効であるという買い時は

①馬連と枠連の買い目を減らしたい
②枠連＞馬連のとき
③不良馬場、ハンデ戦など過酷条件なとき


以上の点で自分は見ています。



次回は馬単について書いていこうと思います。



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