野菜の日に思った地域農業の現状 | けんちゃんのブログ

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8/31は野菜の日って皆さん知ってました??
ただの語呂合わせなんやろうけど 笑

野菜の日ということでこの地域の農協さん主催のイベントに参加してきました!!
地域の農家さんを集めてバーベキューをしてきました!!
写真は他の方に迷惑かもしれないのでアップしませんが。

バーベキューで美味しいお肉をたべながら他の農家さんや農協の方とゆっくり話すいい機会でした!
参加してみて3つ気になることがあったのでここに書いて置きたいと思いますー

1つ目は「40代を若い世代」と皆言ってること。
集まりには20代30代は片手の指で足りる程の人数しかおらず、40代まで含めても両手の指で足りるくらいでした
農業は高齢化ってよく言われてるのをテレビやネットで見聞きしてましたが、本当にその通りだなってリアルに強く感じましたね。

2つ目は重要な作業やっている親といることが大事とおじいちゃん世代がめちゃくちゃ主張することです
この主張の背景にはまだ重要な仕事を任せてもらえていない20代の農家さんがおじいちゃん農家にその話をしていて、親が退くときにやらなきゃいけなくなるから今は様子だけ見ておいたら?というニュアンスでした
確かに、仕事を見ないよりは見ている方がマシやと思います。でも、一番いいのは少しずつ自分でも手を動かせることだと思います。
農業は1年に数回しかやらない作業が重要なことがめちゃくちゃあります。例えば種まきや薬かけなど。
確かに重要。失敗したらその年のその作物の出来に大きく関わる。つまり、収入に大きく影響してしまいます。
でも、そんな事を言ってたらいつまで経っても下の世代がやれませんよね。やれるときは親の世代が引退してから。
そこからまた5年10年かけて実践で学ぶとなるとそれなりできるようになるころには今度は自分が引退の世代。
そんな馬鹿な話があっていいのかなと思います。
言い出したら止まらなくなりそうなのでこの辺にしますが、要するに若い世代への教育が圧倒的に足りてないということを感じましたね

3つ目は「狭い土地で大型や最新の機械を入れてもしかたない」という考えがあること。
確かに、今の状況で機械や設備投資をしても回収が難しいのは素人の僕でもちゃんとわかります。それなら、土地を集約したりしてより効果的に回収できるような状況をなぜ作り出さないのかが疑問です。忙しいのはわかる。わかるけど、現状の仕事におわれるあまり、これからを考える余裕がない仕事や業界に明るい未来はあるのでしょうか??

理想だけ口に出して、見えてない部分は確かにあるかもしれません。でも、理想を語れなければ向かう先はないのかなというのが僕の考えです。

と、なんか言いたいことはいーっぱいあるのですがめっちゃ長くなりそうなので僕から見えた分、感じた分の農業の現状や課題についてちょくちょくこのブログに書き残して行きたいなーと思います