欲望と愛情の狭間


背徳の果てにあったのは


どうしようもない


後悔と虚無だった


指と指の間を


君の温もりが


すり抜けていった


スポットライトの下


照らされた私は


もう二度と


この場所には戻れないのだと


そう思ったあの日を


省みては


君への後ろめたさで


潰れてしまいそうになった